3.11から丸一年がたちました。先日テレビで放映される番組を見ながら、2時46分黙祷。過ぎ去った一年を振り返るテレビ報道は私たちに多くのことを伝えました。地震や津波がもたらす甚大な被害は、自然の猛威を見せつけた感があり、改めて私たちは自然と向き合っていることを認識する時間でした。3.11が教えてくれた大切な学びや思いをしっかりと胸に刻み・・・次のステップに進んで生きたいものです。

さて、昨日は河南町社会福祉協議会のボランティア講座~災害ボランティア~の一日目です。講演は「過去の災害から何を学ぶべきか」被災地・被災者支援のあり方、災害・防災を意識した日常的な取組みのありかたです。講師は大阪狭山市社協の福祉センター長。参加対象は災害ボランティアをされている方、または興味、関心のある方と限定したので、参加者が17名でした。ちょっとさびしい・・

前半は「社協について」とか「内閣府 防災白書」に載っているような災害についての基本的なお話で始まったのですが、中段からいよいよ「災害ボランティア」についてのお話へ。

このあたりから、目がきらきらとなってきました。ボランティア活動の実態は50パーセントを超える人がボランティアに関心を示すが、実際に活動している人は過去に活動をした経験があるとした人も含めても23パーセント。いかに踏み出しにくいものかということもデータから浮き彫りになりました。

災害ボランティアについても、もろもろ教わったのですが、一番大事なことは、防災に取り組むこと、顔の見える関係性を作ることだと感じました。

実際の活動現場から見えてきた裏話は実に興味を引くものでした。ボランティアは自己完結。ガソリンは20ℓ程度は車に積んでおくこと。朝一番に雪かきからはじめること。水、寝袋持参。このあたりは基本のき。

芸能人が来ると・・のお話。ヘリコプター3台の砂煙の話。泥をのぞいた後は石灰をまく話。旅商人たくの話。ミネラルウォーターで手を洗う話。役場が仮設された話。車の山の話など。このあたりの裏話は表現を間違えると本意が伝わらないので、ここで詳細を伝えることは出来ませんが、講座を聞いた人が共有できる、おもしろいお話でした。

災害ボランティアの「人・物・金・情報」のお話で、何で「金」なのか・・どの時点で金が必要になるのか、どんなものに必要になるのかなどの「お金」にまつわる情報も役に立ちました。

災害義捐金は被災された方に配分されるもので、それとは別に災害支援金というのがあるそうです。災害支援金は中央共同募金会から準備金として300万円支給されるものです。ボランティア活動をするなど、支える人を支えるため基金から支出されます。被災者のために活動するボランティアグループの支援金として災害時などに使われています。

では、どのようなものに使うのかというと、災害ボランティア活動の拠点となるボランティアセンターで必要な機材・資材に当てられます。備蓄倉庫に備蓄していても、今回はその備蓄倉庫が流されてしまいました。復旧作業に必要な、軍手、ゴム手袋、防塵マスク、スコップ、ほうき、バール、自転車、バイク、パソコン、コピー機などが不足していたので、それに当てられたようです。

「赤い羽根」の共同募金が災害などの準備金としてプールされ、こんなところにも使われていましたよ。

私たちが香典返しなどで社協に寄付するお金は善意銀行などでプールしておくのですが、こういうものも災害時などに使ってもいいとかで、引き出す際は審査委員会で審議されるのだそうです。

講座に出向くことで「へぇ~そうだったのか」という情報も得られます。今日3月15日はボランティア講座の2日目です。河南町役場4階大会議室で午後1時半から行われます。大門は午前中大阪エイフの機関紙発行のため印刷やさんと打ち合わせがあり、府城東庁舎に行きますのでひょっとしたら間に合わないかも!ですが・・

この講座では、福島県浪江町出身の吉川さんの被災者の実体験を交えたお話を聞くことが出来ます。要申し込みとなっていますが、まだ空席があるようです。興味のある方は、河南町社共に電話で申し込みをすれば受講来ます。被災者の声を直に聞くことが出来るいい機会です。ぜひご参加ください。