「平清盛」 ・・「義清散る」をみました。

今はこれまで・・世捨て人となった23歳の西行  
出家の要因がわかりました。ドラマではどのように描かれるのか興味があったのですが、キーを握るのは待賢門院璋子だったのですか。待賢門院堀河(たいけんもんいん)をいとおしくおもう義清は、待賢門院の心の奥を見てしまったのか・・・。一輪の水仙の花が咲いています。スイセンは・・かの君が愛した花・・・心のひだにジーンとくるものを感じます。

「美しく生きることは私の志」と、佐藤義清のたった一人の友「平清盛」に、一世一代のわがままを言って出家するのですが・・。世を離れざるを得ない捨てるに捨てきれぬ・・それでも出家と言う道に進むのは・・新しい一歩を踏み出すのは怖くないのでしょうか。悩み苦しむことはないのでしょうか。とっても複雑な心境です。

散りゆく桜の花びらが美しいです。その花びらを小さな手にのせて「美しいでしょ」と差し出す愛娘が可憐です。その幼子を縁側からけり落として、出奔する姿は何をものがたるのでしょうか。

義清は出家の心境を「身を捨つる人はまことに捨つるかは 捨てぬ人こそ捨つるなりけれ」と詠んでいます。

和歌にこめた心を・思いを読み解くには、あまりにも無知な私は、現代語訳の本が必要で、西行山家集全注釈などを参考に考えています。

京都の勝持寺には西行が植えたという西行桜があると紹介されていましたが、西行が愛した桜にはいろんな思いが秘められているようです。

西行ゆかりの地 河南町 弘川寺は「西行 魂の旅路」で

山深くこそ心通ふとも 住まであはれを知らんものかは

の句が紹介されていました。弘川寺のさくらまつりはもうすぐです。西行が愛した桜の下で、和歌にこめられた思いに心馳せるのもいいことかもしれませんね。