とある日のお昼頃、
おじさんが1人、ふらっと来店された。
小太りの5~60歳ぐらいのおじさんで、
中国人ぽい色味と柄のお洋服だったので
迷わず英語で対応したら、
思いっきり日本人だった。
(ごめんなさい。)
誰かにお財布を探してるようなのだが、
まったく私の話を聞いてくれず、
おじさんの声もすごく聞き取りづらく、
接客されるのが苦手な雰囲気だった。
ちょっと見守るか…と思い、
ふと目線を上にあげてみたら…
あれ?この人、
なんか見たことある帽子かぶってる…
なんだっけ・・・・・
…あっっ!!!!!!
自衛隊の帽子だ!!!!!!!!
自衛隊には、
隊内でかぶる制服的な帽子がある。
自分が所属する部隊の記章と名前、
そしてサイドに自分の名前が
刺繍されているキャップだ。
隊内では常にかぶっているものの、
シャバ(自衛隊の外)や、
プライベートで行く海外や
ハワイでかぶっている人は見たことがない。
そしておじさんのキャップのサイドには
思いっきり
「ありむら」(※仮名です)
と、名前の刺繍が入っていた。
あ、ありむらさん…!