Bradとの出逢いから国際結婚、
離婚までを綴っていきます
ディテールは少し変えています。
前回までのあらすじ
美容室の共同経営の詐欺話に引っ掛かり、
mariの親から150万円、
Bradの親から50万円、
の200万円を準備したBrad。
うちの親にお礼の電話1本もしなかった。
なんとか200万円を用意することが
できた。
毎日のように飲みに連れ回され、
「お前はハワイの弟だ。」
と可愛がられ、兄のような存在となった
新オーナーのために200万円という
大金を準備したBrad。
共同経営者ということは
他の職員には伏せたまま、
とりあえず、「店長」という
ポジションをもらったようだ。
店長にはなったものの
特に手当がつくわけでもないし、
表向きの経営者は新オーナーなので
Brad的には何も変わらない。
そしてその後の数か月は、
兄的存在の新オーナーの下、
従順に働いていた。
そして、とある年の年末。
「日本と妻が恋しくなったし、
日本の支店のことを放置すぎてるから、
ちょっと長期で日本へ帰って来る。
その間、共同経営者のお前に
店のことは任せるから。
何かあったら連絡してくれ。」
と言い残し、
新オーナーは日本へ帰って行った。
そして、
二度と戻って来ることはなかった。
ーそう、彼は飛んだのだ。
飛びました