バイトにも復活した。
卒論のテーマも決まった。
夏合宿の準備も着々と進んでいる。
「フツーの大学4年生」になりつつある自分がいる。
夏休みの予定が少しずつ埋まってきている。
しかし、それと同時に、このまま進んでいいのか?っていう不安もある。
4月下旬の某メーカー最終面接に落ちたら、大学院進学にすると決めていた。
国際協力の道に進むチャンスは、今しかないんだと感じたから。
しかし、大学院に進んだからといって、国際協力の道に進めるわけではない。
なんだかんだで「大学院」というものが、軽んじられる傾向にある日本社会では、民間就職もできなくなるかもしれない。
周りの学生は「内定」をもっている。
自分は、それを持っていない。
それが、不安で不安で仕方なくて結局5月まで就活を続けてしまった。
なんだかんだで僕も、「まわりの人と同じじゃないと不安になる」という人間だったのかもしれない。
とりあえず5月中に内定をもらい、それを保険にして、大学院受験をする。
僕にとっての5月選考は、そういうはずだった。
しかし、いざ内定をもらってみると、どうしてもダラけてしまう。
卒業後、内定先で働くことに違和感を抱いていたから、大学院の説明会にも参加した。
TOEFLの受検申し込みもした、参考書もいっぱい買った。
しかし、口では『大学院に行きます』と言ってるのに、体が動かない。
気付けば7月になっていた。
果たして、これから大学院受験の勉強なんて間に合うのか?
もう、TOEFLも1回しか本番がないし、初めて受けるのに。
どこかに「もうこのまま就職しちゃおう」と思っている自分がいる気がして嫌だ。
今回も、リスクを取らない自分のままなのだろうか。
でも、大学院に進んだとしても、その後のビジョンが見えない。
本気で外交官になりたかったら、公務員試験の勉強もしたはずだ。
本気で国際協力の道に進みたかったら、大学院受験のために必死こいて勉強しているだろう。
しかし、自分は何もやってこなかった。
だからといって、民間企業で本当にやりたいことも結局は見つからなかった。
「興味がある」程度だったんだと思う。
景気のせいにはしたくない。
でも、社会がこんな状況で、内定を持ってるのにもかかわらず卒業後に就職しないのはどう考えてもおかしいだろう。
本当はそんなことないんだろうけど、「親だって、就職することを望んでる」って勝手に思っている。
自分の性格上、一度始めたものはなかなか辞められないから、このまま就職しちゃったら死ぬまでそこで働くんだろうなぁと薄々感じている。
その仕事が自分に合わなくても、つまらなくても。
結局、自分には夢なんて無いし、がんばれない人間なのだろうか。
そう思うと、本当に心が沈んでしまう。
人間、やろうと思えば何でもできるはず。
それは知っている。
でも、立ち上がれないのは何でなんだろう。
