過食嘔吐が
日々の生活の一部となり
人には言えない秘密を抱えながら
生きていた

彼氏ができても
過食嘔吐している異常な
自分はさらけ出せなかった

彼氏と会う前や
デートが終わってから
過食嘔吐をしてしまうことはよくあった

大好きな何年も付き合った彼にでも
心の内をあかすことはなかったし
自分を演じていることがおおかった

なので
デートが終わった後は
開放感から
デートしている間のストレスから
過食嘔吐してしまうこともよくあった

自己肯定感の低さから
見ためや体重に拘るようになり
更に、ストレスを発散する方法が
過食嘔吐だった

ストレスを過食嘔吐ではない方法で
発散できるようにならないといけないと
日記を書いたりとか
友達と電話したり
旅行をしたり
買い物をしたりと
色々してみたけど
効果はなかった

完全に食欲に支配されて生きていた

いつになったら治るんだろうと
絶望していた時期も長かった

治癒してから9年だって思うこと

過食嘔吐にかけるエネルギー
あの時間やお金があれば
若かったし
もっと素晴らしい人生が 
あったのではないかと思ってしまう

それくらい
今は
もったいなかったと
お金も時間も
若い輝いていた時期を費やしてしまった
全ては戻らない

でも、その症状があったから
それに逃げることができていたから
私は生きていられたから
仕方がなかったこともわかる

治癒してから思うこと

やはり
苦しかったし
私には必要だったかもしれないけど
あんな風なめちゃくちゃな生活

もう2度としたくない

17年間、よく頑張ったねと言ってあげたい

だから、
その分、これからは
自分を認めて
自分から逃げないで
自分らしく生きていきたいと思う