今回は10月のみかんツアーでよく訪れる和歌山に今の時期の柑橘類を探しに行ってきました。
秋のツアーでは、由良早生など1種類を沢山買いましたが、今回は見たことない珍しい種類をほぼ全部買ってみましたので、一気に紹介していきますね。

まず、こちらが全ての柑橘類です


「あれ?こんなもんやったの?」

「いやいや、十分でしょう〜」

「そうかなぁ??」

私がバグってる??(笑)


ではまずこちら


はるか

これね、あんまり期待してなかったの

ところがどっこい!!

めっちゃ甘いやん!

宮崎の日向夏からの「はるか」なので、白い部分まで甘い。



たまみ

これまた甘い!!濃い!!

試食があったのでその場で食べてみましたが、旦那さんと2人で「あまっっ!!」

温州みかんほどの大きさなので結構小さめですが、味がめちゃくちゃ濃くて甘いです



ぽんかん

ゆら早生のsサイズみかんくらいの小ささですが、甘みはぽんかんらしい柔らかな甘さ。

なにより、安い!

10個以上入ってて、230円

お得ですね



不知火(しらぬひ)

しらぬい←やと思ってたら、しらぬひなんだ

もうこれは有名な柑橘類ですね。

糖度が13度??以上だと「デコポン」っていえるんだっけか? 

人気柑橘類です

これデコポンになれなかった不知火??ってくらい甘かったですよ。


デコポン

糖度が不知火より高いのが特徴ですね

デコポンといえば熊本県のイメージですが、柑橘類王国の和歌山県でも作られています。

値段はそこそこ。

あまりにも有名過ぎる柑橘類です

不知火より甘いんだよね??

まだ食べてないけど楽しみだ〜


はるみ

清美とぽんかんの掛け合わせ

ジューシーで身がつぶつぶした感じでかなり甘いです。

はるみも以前食べたんですが、今、旬を迎えたようで甘みも酸味もバランス良く、美味しい



春峰

あまい!美味い!濃い!

和歌山原産の柑橘類だそうで、清美オレンジと水晶文旦の掛け合わせ

抜群に甘くて美味しかったです



あすみ

興津46号とはるみの掛け合わせ

糖度が15〜17%と抜群に甘い柑橘です。

以前あすみは食べたんですが、収穫時期もあるんでしょう。今回のあすみは美味い!

大きさもかなり大きくなった感じがあるので、今頃が旬なのでしょうね

一個剥いてみた…

これですよ、最近の甘みの強い柑橘類の特徴

甘平、はるみも同じです。

つぶつぶパンパンの中身




分かります??

みかんの身とちょっと違う感じ。

つぶつぶなんです

なんかちょっと見様によっては気持ち悪い感じ(笑)でも、これが大体甘い!

オレンジ色も濃いでしょ?

「あすみ」群を抜いて甘いです。



せとか

愛媛で山ほど買ってきましたが、旬より少し早かったからか酸味が結構強いものもありました。でも、今回買った「せとか」はめっちゃ甘くて酸味もありますがとにかく味が濃くて美味しい

和歌山のせとか、おそるまじ!



麗紅

高知の日曜市で買いましたが、値段もなかなか高くて貴重な感じの柑橘でした。

今回もそこそこの値段ですが、甘さは高知で買った時より強いです。

つるんとしたフォルムの麗紅

オレンジの濃い柑橘類です



黄金柑

沢山入って300円ということもあって、あんまり期待してませんでしたが、裏切られました。

いい意味で(笑)

さっぱりと爽やかな甘味と酸味

バランスがいい

結構甘くて、一番最初に紹介した「はるか」に色は似てるけど味は全く違う

日本の柑橘類は本当に素晴らしいです



津の輝

今回買ったものの中でダントツ美味しかったのがこれ!

つのかがやき

せとかより後でできた柑橘類なので、せとかの良さを上回る味と香り

「あっま!!!」

最初に行った「とれたて広場」にはたくさんありました。


この他には「木成り八朔」や「紅八朔」なども試食しました。どれも独特の味わいで美味しかったです。

季節や時期が変わればまた違う柑橘類があるんだと思います。

日本の柑橘類は色んなものの掛け合わせが多く、農家さんらの努力が見て取れます。

どんどん甘くて美味しくなってる

買ったもの、試食だけしてみたもの、みたけど苦手で買わなかったもの(甘夏や夏みかん系、伊予柑は苦手なのでスルー)、とにかく沢山の柑橘類

素晴らしいですね




愛媛で、高知で、そして和歌山で色々買ってみましたが、どちらのものも特徴があって美味しい。


<愛媛・高知>

せとか、甘平、ポンカン、愛媛果試第28号、麗紅、みはや、はるみ、媛小春、宿毛文旦、土佐文旦

10種

<和歌山>

はるか、たまみ、ポンカン、不知火、デコポン、はるみ、春峰、あすみ、せとか、麗紅、黄金柑、津の輝

12種

私の中でのランキングだと甘さと酸味のバランスからオレンジの柑橘類は①津の輝(和歌山) ②あすみ(和歌山) ③甘平(愛媛) ③せとか(和歌山)  ③春峰(和歌山) ③麗紅(和歌山)かなぁ??

ランクインしなかったのが甘くなかったわけではなくて、際立って甘くて酸味もあって味が濃かったものが、これらです。

黄色の柑橘類だと①はるか(和歌山)  ②宿毛文旦(高知)  ②土佐文旦(高知)  ④黄金柑(和歌山)


このランキングも3月に愛媛や高知に行ってたら変わるかもしれないし、2月だと和歌山の柑橘類ももう少し若くて酸味が強いかもしれません。

旬の時期を迎えると果物はとにかく美味しくなる!ってことですね。


何かの調査で、日本人は果物を食べる機会が少ないと言われているそうです。

ビタミンやミネラルはサプリや野菜で摂るという人が多いようですが、果物はほぼ加熱なく美味しくビタミンやミネラルを摂取できます。

糖質などを気にする方も食べる量に気をつければ安全で美味しく、また旬をこれでもか!!と感じられるものなので食育にも繋がると思います。

季節に合った果物はその時期に身体が欲している成分をたくさん持っていますから、旬の果物を食べることは健康に繋がるんじゃないかと思ってます。

サプリは…なにかと問題あったりするじゃないですか。。。


スーパーでも手に入るものもありますが、現地に行って自分の舌と目で判断して買うことに意味があると思っているので、今回も日帰りでしたがとっても楽しかったです。

産地が遠かったり、なかなか行けない人はネットでも買えると思うのでそれを利用するのもいいかもしれないですね。


次は柑橘類以外を紹介します


あすみ


津の輝


春峰


たまみ


はるか


麗紅


黄金柑