「お米がなーい」
「パンが欲しい」
「温泉に入りたーい」
この3つのお願いを叶える場所に行ってきました。

せっかく行くなら温泉も「ザ温泉」に入りたいし、パンも大好きなパンを買いたいし、美味しいお米が欲しい。
関東の方なら「ザ温泉」と言えば「草津温泉」?かな。
じゃあ、関西人が思う「ザ温泉」と言えば??? 

やっぱり有馬温泉じゃない??(笑)
ただね、私、有馬の泉質の金泉が身体に合わない。
バスガイドの仕事をしていた時も、お客さんに「普通は温泉に入ったらその効能を身体に浸透させるためにあがり湯はやめておいてくださいなと言うところですが、ここ有馬温泉だけはしっかりとあがり湯をして特に首筋など洗い流してから服を着てください」と説明していたように金泉は高濃度の鉄泉のため、しっかりあがり湯をしないと服に色がついてしまいます。
鉄泉の香りが私は苦手。
なので、無色透明な銀泉を目指すことにしました。


と、その前に大好きなパン屋さんへ。
昔から私のブログを見てくださってる方はここで気づかれたかな?
宝塚にある「パンネル」さんへ。
いまだに私の中でここの食パンに勝つパンはないです。
パンネル

すいぶんと値上がりしちゃったけど、それでも

3斤棒が800円台は安い方。

あの有名な高級食パンはだいたい2斤で800〜1000円してたもんね。


久しぶりに来たし、冷凍庫もあるので2本買っちゃいました。

スライスして冷凍します。


ずっしりと重い食パンで、中はもちもち、外はトーストするとカリッカリ!

私の1番好きな食パンです。

香りも良くてパンのいい香りが車の中で漂ってました。


あと、食パンに並んで好きなのがレーズンパン

これもまたレーズンがめっちゃ入ってて美味しいんだなぁパン



惣菜パンなども買いましたよ。


他にサンドイッチも買いましたが、お昼ご飯に食べてしまいました。


ここから30分ほど走って有馬温泉へ。

山手のクネクネ道を走るとそこは日本三古泉の一つ、関西の奥座敷「有馬温泉」です。


ここにはたくさんの駐車場がありますが、私は御所の坊の駐車場に停めて歩いて散策しました。



この階段を登っていきます

有馬温泉寺の階段です



中国の方がめっーーーちゃ多い。

食べ歩きがメインなのかな?

泊まり客というよりは、食べ歩きを楽しんでる感じがしました。

有馬温泉はなかなか宿泊料がお高いキョロキョロ

一般ぴーぽーには敷居の高い温泉です。

なので、私たちも日帰りです(笑)


こちらが、「銀の湯」

大人700円で9:00〜21:00まで有馬温泉を楽しめます。

金の湯より奥まったところにあり、比較的空いてるので私はこちらが好きですが、「有馬は金泉」という方は1番賑やかな場所にある「金の湯」に入られるといいと思います。


ゆっくりと温泉を楽しみました。

熱からず、温からずのちょうどいい温度。

もちろん温泉ですから無色透明でもカルキ臭は一切ありません。

黄色の金泉と違って肌あたりが柔らかいので、肌が弱い方などはこちらをお勧めします。


で、この後有馬の温泉街をチラッと散策したんですが…………

有馬といえば有名なのが「炭酸せんべい」

銀泉の近くに炭酸せんべい店が2軒ありまして、そちらを覗いてみました。

ここの2軒で対応の差をまざまざと感じる事がありました。

一軒はとても丁寧な対応

もう一軒はあまりにも横着な対応

同じ炭酸せんべい屋さんでもこうまで違うものなんだと思ったものです。

一軒目は泉せんべい店

こちらは工場って感じの佇まい。

お客さんが2〜3組いらしてました。

せんべいは工場の一角のガラス戸を開けて売られていました。

炭酸せんべいに生姜?を練り込んで、クリームを挟んだものがこちらの売りだそうです。

みなさん、ガラス戸を少しだけ開けたところで注文されて買っていかれました。

私の前に2組いらしたんですが、私の前のお客さんがお金を払って煎餅を受け取った途端、私らが次に待ってるのを見てるのに「ビシャ」とガラス戸を閉められましたムキー

えっ?なんで?売り切れた?

おそるおそるガラス戸を開けて

「すみません、割れせんべいありますか?」と聞くと奥からポイと煎餅の入った袋を出されて「これ、ここにあるのと一緒なので」と言われました。

「ここにあるのとは?なにか違う炭酸せんべいですか?」

「ここにあるものと一緒です」

私の目の前にコーヒーと書かれたクリーム入りのものがあったので「コーヒー味って事ですか?」って聞くと「これ炭酸せんべいじゃありません!!」って。

意味がわからなくて戸惑ってると

「780円です」

いやいや、私値段聞いてないやん。

これはなんだって言ってるのに意味わからん。

横にいた旦那さんがキレた

「なんや、その対応は!素朴が売りなんか知らんけど、客の質問になんでちゃんと答えられへんのや!客の対応できる人をおかんかい!」

でも、店員さんは知らんぷり

まず、お客さんがいるのにガラス戸をピシャと閉めたり、質問に対してちゃんとした受け答えができないのはお客対応としては最悪。

2度と買わん!!



そして、もう一軒は

老舗三ツ森せんべい店

さっきの対応の悪かった店から目と鼻の先。

さっきのせんべい店は三ツ森から独立したものなので、いわゆる暖簾分けのお店。

三ツ森さんの商売をもう一度学び直せ!と言いたい。





職人さんが丁寧に炭酸せんべいを焼かれていました。

お店に入ると店内にいた店員さんも煎餅を焼いていた職人さんも「いらっしゃいませ〜。どうぞ焼き立てを試食していってくださいね」と。

試食のせんべいに手を出すと「どうぞ、ゆっくり召し上がってください」と職人さんがにこやかに対応。



さっきも買ったけど、せっかくだからこちらの炭酸せんべいも買いました。


こちらはちゃんと袋に入れてくれましたよ。


私ね、普段の買い物はエコバッグでいいと思うんですが、お土産屋さんとパン屋さん、ケーキ屋さんはビニール袋か紙袋を用意するべきだと思うんです。

衛生的にも。

特にケーキ屋さんで、どうやってケーキの箱をエコバッグに入れるんじゃい!って思うんですよね。

だから、何も言わなくてもビニール袋に入れてくれたり、紙袋に入れてくれる店は信頼がある、お客様のことをちゃんと考えてる店だと判断してます。


三ツ森炭酸泉店とてもいいお店でした。

お店を出る時も、職人さんも手を止めて「ありがとうございました」と声をかけられてました。


ちょっとしたことなんです。

お客さんの心を得る

比較できすぎる場面に遭遇してしまいました。



ここに映ってる人の大半が海外からのお客さん



細い路地にたくさんのお土産物屋さんが立ち並びます。


有馬といえば山椒も有名です


日本の香辛料の中で山椒が大好きなので、こちらも覗いてみました。