アインシュタインは親友ミケーレ・ベッソが亡くなった後
ベッソの息子にこのような手紙を書いています
「彼は私より先に、この奇妙な世界を去っていった
これは大したことではない
なぜなら物理学を信じる我々にとっては
過去・現在・未来というのは幻影にすぎない。」
アインシュタインは既に時間は絶対的な存在ではない
ということを主張していました
現実化は「今」起きている
「時間」は、過去から未来に向かって直線的方向に移動している？
本当にそうだろうか？
ニュートンは「時間」は絶対的なものだと言い
その物理法則からは誰も逃れられないと言います
アリストテレスは「時間」は変化を測る指標だと主張し
変化が存在しないなら「時間」も存在しえないと言いました
しかし最新の物理学では、イタリアの理論物理学者
カルロ・ロヴェッリの「時間」は存在しない
という説が最有力候補となっています
もし本当に時間が存在しないなら私達が体験してきた
過去というのは存在しないことになります
時間は相対的で、その観測者の主観によってその感じ方は違います
また時間の流れる速度は、物の動く速度と質量によって異なります
そうすると、個々の置かれた意識、環境により異なる「現在」が
存在することになります
宇宙は、それぞれの異なる「現在」を持っていて
それぞれの「現在」は一つの泡のようなもので
同じ泡にいるものたちは一つの「現在」を共有しているけど
それぞれが意識的にも環境的にも何らかの誤差があり
一人ひとりが異なる「現在」を持つことになる
このことからも「時間」はただの概念だといえます
私たちは、物の劣化や歴史を見て時間が経過している
時間が存在してると思っています
歴史が存在するものを過去、
歴史が存在しないものを未来と
認識しているんです
脳は歴史、集めた知識、記憶から未来の予測を行うことで
現在を生きているという幻影をつくり出します
「時間」は意識に依存してるわけです
ですが依存しているのは「時間」だけではありません
人間は睡眠状態では時間を認識出来ません
夢は半覚醒状態で漠然と認識できますけど（明晰夢は別）
完全に意識がない状態だと何も認識出来ないんです
意識がなければ「時間」という概念をつくり出すことは不可能です
未来は不確定ですが
確定した過去というのも存在しないことになります
昔ああだった、こうだった、こういう嫌なことが起きた
嬉しいことが起きた
それらは幻影だったというわけです
因果の法則もないことになります
通常、私達は前に進む時に自分が進んでいると思っています
前に進むと景色がどんどん近づいては後ろに流れていきます
でも本来、私たちはどこにも移動しておらず
「今」という一点にしか存在していないのかもしれないのです
ゲームを例にしてみると
RPGでもTPSでも、キャラクターが前進しているように見えるけれど
本当はキャラクターは、その位置から動いてはいません
実は背景である外側の景色が動いているだけです
現実世界も同じです
意識が時空間を創っているので外側に見える景色は
自分の内側のプログラムが映し出している幻影なんです
私たちは、目標や目的に向かって進んでいるように見えるだけで
実は「今」という一点から全てを生み出しているだけで
決して外側にあるものを取りに行っているのではないんです
だから「今」何を感じているか想っているか、やっているかが
現実と呼ばれる幻影をどのように形成するか
願望実現と呼ばれているものをどのように彩るかは
「今」既に決まってるわけです
だから「今」、過去に自分がどのような人間であったか
あの出来事は、どのような意味があったのか全てを
「今」新しく作り変えることが出来るんです
作り変えたものも真実は幻影なんですけどｗ
だから決めたらそうなるというのも
「今」感謝する意味とか、いつかやろうのいつかは永遠に来ない
というのも「時間」は存在せずに「今」だけだからです
私は物学者でないので体感的なこととインスピレーションで
しか話せないですけど
スピリチュアルと科学はいずれ統合されて
時間は存在しないことも１００％証明されるだろうと思います
自分の行動にブレーキをかけて前に進めないなんて人生勿体なくありませんか？
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読んでくださり
ありがとうございます
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アナタの黄金時代はこれからです
応援してます
ではまた～
