柑橘類の剪定☆覚書 | Pirate or Mermaid☆五島列島で田舎暮らし

Pirate or Mermaid☆五島列島で田舎暮らし

☆☆☆
2008年2月に長崎県の離島、五島列島福江島にIターン。
現在は20歳年の離れた旦那様とのんびり米・野菜・果樹作りを満喫中!
2021年11月シーズーの男の子『りく』をお迎えしました
☆☆☆
#シーズー #五島列島 #田舎暮らし #移住

柑橘類の剪定方法の覚書オレンジ

いつでも確認できるようにブログに残しておきましょうクローバー

 

この木は我が家の今村。 

 

 

【樹木の形】

ミカン類の樹形は、開心自然形がおもな仕立て方です。主枝は3本とし、各主枝に亜主枝を数本配置します。主枝と亜主枝に側枝を配置し樹全体と各枝が図1の様に二等辺三角形になるように整枝します。そして、樹間内や結果部位に日射が入るようにします。

 

【剪定の時期】

時期:真夏と真冬を除いていつでも問題はないのだけど、2月中旬~4月がいいとされる。

    

【隔年結果させない剪定法】

生り年は切り返し剪定・不生り年は間引き剪定か無剪定。

樹齢5年以上のみかんの成木~若木の場合は、不要な枝の「間引き剪定」が基本となります。

 

【切り返し選定の方法】

みかんの花芽は春枝や夏枝によくつきます。前年の秋に伸びた枝にはつかないか、ついても結実しないことが多いので秋枝と夏枝の堺から切り落としてください。前年に果実のなった枝も翌年に花芽がつかないため、1/3程度に切っておきましょう。

「切り返し」はせん定後に強い枝が発生するため、枝の勢いを維持したり、樹の骨格を整える目的で使います。
ただし、切り返した枝に花が着かない柿や栗などでは、切り返さない枝を残し、不要な枝は「間引き」で取り除くようにします。

 

 

【注意点】

1. 強剪定を控える
常緑果樹のみかんにとって、葉を大量に失う強剪定は大きな負担になります。早く元に戻ろうとエネルギーを消耗し、着花や結実に影響するので注意しましょう。

1回の剪定で切り落とす葉の量は、樹全体の2割程度にとどめます。

2. 春に伸びた新梢を切らない
みかんは前年の秋~冬の間に花芽分化して、その年に伸びた1年生枝の先端に2~3芽ずつ花芽をつけます。

枝先を切り詰めると花芽も一緒に切り落とすことになるので、春に伸びた新梢はできるだけ切らずに残しましょう。

3. 剪定に目的をもつ
枝を途中から切ると、切り口から分岐して枝数が増えてしまいます。

切り返し剪定では枝数を増やすことが目的なのでかまいませんが、間引き剪定の場合は花芽を増やすことが目的なので、必ず枝の付け根から切るようにしましょう。

 

 

 

 

【大阪府立環境農林水産農業研究所より抜粋】

http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/qa/nourin/kajyu.html

新芽の出る前の3月が適期です。

カンキツ類は実のたくさんなる、なり年と、不なり年が交互に来ます。
このためなり年の翌年は不なり年になるので、不要な枝を枝の元から切る間引きせん定を主体にし、花芽をできるだけ切り落とさない様にするか、せん定しません。
反対に不なり年の翌年は、なり年になるので花芽を減らして着果数を減らし、なりすぎを防ぐため、枝の途中で切る切り返しせん定を多めに行います

実際のせん定作業にあたっては、樹齢や樹勢など、樹の様子をみてせん定の強さや方法を判断します。
また、
徒長枝は切除し、樹全体に日光が当たるように枝を配置し、病害虫により枯れた枝や傷んだ枝は確実に切除します。

 

【JA福岡より抜粋】

http://www.ja-gp-fukuoka.jp/education/akiba-hakase/002/005.html

一般に結実が少なかった年には夏枝や秋枝がよく伸びるため、これらを10月初めに、多く伸びた場合は全体の半分、少なく伸びたときは全部を春枝の部分まで切り返しておきます。成り年にはこのような切り返し剪定主体の強めの剪定をおこない、花芽を持った枝(結果母枝)の発生を促します。逆に不成り年には、間引き剪定主体の弱い剪定もしくは無剪定にして花芽を確保します。

 

【住友化学園芸より抜粋】

https://www.sc-engei.co.jp/resolution/pestanddisease/sign/list07/3185.html

ミカンの枝には1年の間に伸びる順に、春枝、夏枝、秋枝があります。他の枝に比べて春枝には花芽を多くつけるため実着きが良いです。一般に結実が少なかった年には夏枝や秋枝がよく伸びるため、これらを10月初めに、多く伸びた場合は全体の半分、少なく伸びたときは全部を春枝の部分まで切り返しておきます。成り年にはこのような切り返し剪定主体の強めの剪定をおこない、花芽を持った枝(結果母枝)の発生を促します。逆に不成り年には、間引き剪定主体の弱い剪定もしくは無剪定にして花芽を確保します。

 

【JAありだの動画】

 

 

頑張っておいしいみかんを作るぞ~拍手