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こんばんはおねがい

皆さま3月ですね雛人形
もぉすぐ暖かくなって
春めいてくるのでしょうかガーベラ

先日の記事で注意喚起として
お伝えしたかったこと。

とても悲しい出来事でしたので

これは記事にはせず
心の中にしまっておこうと思っていました。

でも、小さな家族達の為にも
なるべくたくさんの方に
知ってもらうべきなのではないかと。。

そう思ったんです。

モンちゃんのお話です。

ある家族様とご縁がありました。
とっても素敵なご家族様で
我が家から女の子をお迎えされました。

もともとご自宅に男の子がいたので
パートナーとしてのお迎え。

本当に大切にしてくださっていて
その子達の為にInstagramを開設され
可愛くて愛らしいお写真や動画がたくさん。

愛されてる様子が日々伝わってきました。

ある日。

我が家からお迎えした女の子の
お腹がぽっこりしましたとの
とても嬉しいご報告。

ママンガになったのです。

とっても嬉しくて
私もご家族様もベビーの誕生を
本当に心待ちにしていました。

そんな中。
そのご家族様からの突然の電話。

夜、私はお風呂に入っていて
取ることができませんでした。
折り返しのLINEを差し上げましたが
お返事はありませんでした。

なんだか変な胸騒ぎ。

翌朝、ご家族様からのLINE。
そこにはとても辛い出来事が
ご家族様の悲しみと共に綴られていました。

モンちゃんのケージを閉め忘れて外出。
ご自宅のネコちゃんに
モンちゃんたちが襲われてしまった。

男の子は女の子を守ろうと懸命に戦ったのか
怪我がひどく血だらけで倒れていて
女の子も虫の息だったそうです。

慌てて救急の動物病院へ走ったそうですが
手の施しようがなく。。。

安楽死を選択されました。

女の子ちゃんのお腹の中にいたベビー。

先生はこう言われたそうです。

まだへその緒が繋がってるから
絶対に助けられない

ご家族様は先生の言葉に
ベビーのことも諦めました。

私はそのお話を聞いた時に
先生にとても違和感を覚えましたが

不注意で死なせてしまったことに
深く落胆するご家族様からのLINEに
今、それを確認するタイミングでもない。

それにベビーは女の子ちゃんと一緒に
安楽死の処置を受けたのだと思いました。

あまりに悲しすぎる報告に
ひどくショックを受けましたが
ご家族様の悲しみを思うとやりきれません。

帰ってから女の子ちゃんの
パパとママである天くんと姫ちゃんを
ポーチごと抱きしめて

ごめんね。と泣きました。
本当にごめんね。と。

悲しい報告を受けた次の日。
ご家族様からの電話。


亡くなった2人の体を拭いていたら
女の子ちゃんのお腹の中で
もぞもぞと動く姿。

ベビーが生きていたんです。

亡くなった体が傷まないように
冷やしていたにもかかわらず
そしてミルクの出なくなった
お母さんのお腹の中で
懸命に命を繋いでいました。

亡くなったパパとママが残した
大切な命を必ず助けてあげたいと
電話の向こうで小さく涙しながら
どうしたらいいのかと
お電話を下さいました。

頑張って生きていたベビーを思うと
私ももらい泣きしてしまい。。

とにかくできることを伝えて
ベビーの大きさを知るために
お写真を送って欲しいと伝えました。

拝見したお写真に写っていたのは
脱嚢するにはあまりに早すぎる大きさ。。

人口哺育を3度経験してますが
脱嚢前の小指ほどのベビーは
もちろん未経験で情報もありません。

でも、ご家族様も私も気持ちは同じ。
絶対に諦めたくない。
生きて欲しい。

とりあえず人口哺育の準備と
今、してあげられる思いつく限りのこと。

ご家族様は私の伝えたことを
とにかく実行してくださいました。

まずは冷えた体を温める。
ペットヒーターの準備。

モモンガミルクとローリーネクター
ごくごくと飲んでくれたそうです。

おしもをチョンチョンすると
しっかり排泄もしたそうです。

しばらく様子を見ると
ジタバタと小さな手足を動かしたそうです。

希望の光が見えました。

深い悲しみにいたご家族様の心に
一筋の光を照らしてくれたんです。

だけど。

その日の夜中に

パパとママが迎えに来たのか
ベビーも静かに息を引き取りました。

2度の悲しみを受けたご家族様の
気持ちを思うととてもやりきれません。

命の灯火を消すまいと最後まで諦めずに
頑張ってくださいました。

できる限りのことを
精一杯、手を尽くされました。

長々と書き綴りましたが
こんなことが1ヶ月前にあったんです。

ようやく書き残すことができました。

私もあの子達のことを忘れてはいけない
そんな出来事だと思ったからです。

注意喚起と言うのは言うまでもなく
小動物さんが同じ屋根の下で
他の動物さんたちと暮らす環境ならば
生活の空間を考える必要があります。

仲良く暮らしているご家庭もあります。
それはご家族様の監視のもとで
しっかり見守りの上でのお話だと思います。

いつ野生の本能が芽生えるか
本当に分かりません。

先述で話した獣医さんへの違和感は
へその緒が繋がってるから という言葉。

ママの袋に入った時点で
へその緒は繋がっておらず
袋の中に入ったベビーは乳首を咥えて
母乳から栄養を受けます。

これは我が家のパンちゃんが
出産した時の動画です。





へその緒が繋がってないのが
お分かりいただけるかと思います。

出てきたベビーは小指の爪ほどの大きさ。
お腹の袋までのルートを親が舐めることで
その筋を辿ってベビーは自力で袋に入ります。

あの時、獣医さんにもっと知識があれば。
あの時、私がその違和感をもっと早く
ご家族様に伝えることができていれば。

あのベビーは救えたのではないかと
そう悔やんでなりません。

私もまだあの時の後悔や悲しみを
心に残したまま1ヶ月が過ぎようとしています。

ご家族様はきっともっと深く
悲しみに暮れていると思います。

これは事故です。
そう思うようにしています。

悪意があったわけでは決してなく
誰も責めることはできません。

そしてこの猫ちゃんも
野生の本能に従っただけで
何も悪くありません。
傷付けようと襲ったわけではなく
遊びの延長だったのかもしれません。

今はただただご家族様の
心の傷が癒えることを願っています。

そしてこんな悲しい事故が起こらないよう
今日こうして発信させて頂きました。

大切な小さな家族達を
身近な危険から守ってあげてください。

それも命を迎えた家族の責任だと
私は思っています。

ここまで読んでくださって
本当にありがとうございました。

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