《ブリーダーとして》なんて
タイトルに偉そうなこと書いてますが
私はまだまだ新米ブリーダー。。
分からないことも知りたいことも
たくさんあります。。けど。
私なりにできることを最大限に
愛情たっぷりお世話している。。つもり
我が家でご縁の繋がったご家族様は
ほんっっとうに皆さま良い方ばかりで
その後の様子をお知らせくださったり
今日はこんな可愛いお写真が撮れたと
嬉しそうにLINEをくださったり
我が家のはじめてのお客様は
その子がメッセージくれてるかのような
心がほっこりする内容の
温かいショートメッセージをくださったり
分からないこと、知りたいことを
都度聞いてくださって一生懸命その子に
尽くそうと努力をしてくださったり
時には我が家に新しい小さな家族を
託してくださったり。。
シャンシャンですね
本当にご縁に恵まれていると
日々、実感しております
ここ最近もお迎えが続いており
みんな素敵なご家族さまのもとへ
お引越ししていきました
我が家はお渡しするまでに
しっかり大人のご飯が食べれているかの確認
自立を促すために
人に慣れるために
独り立ち訓練をする様にしていて
お迎え予定10日〜1週間前に
親から離してケージで一人暮らしを
してもらうようにしています。
脱嚢1ヶ月を過ぎた頃から
オシャンティさんが毎晩ベビーを拉致して
コネコネ可愛がって遊んでいます。
我が家の保育園でオシャンティさんは
自分のことを園長先生と呼んでいます
なので、人馴れした状態で
ご家族さまに渡せるようにしております。
でも、どれだけ人に慣れていても
環境が変われば不安にもなります。
ギコギコしちゃうのは自然な行動なので
この辺りご家族さまにしっかり説明し
根気強く向き合ってあげてくださいと
お願いするようにしております。
お引っ越しした後はみんな
幸せそうに楽しそうに暮らしていて
その姿をお写真や動画で拝見すると
ブリーダーとしてとても嬉しくなります
我が家に今、お迎え待ちの女の子が1人。
この子も当たり前のように
こんな未来が待っていると思ってました。
お迎え予定のご家族様は
とても綺麗で優しい若い女性の方
動物さんが大好きでたまらない
本当に素敵なご家族様です
リリーちゃんという
素敵なお名前まで付けて頂きました
あちこちモンちゃんを探したけれど
どの子も威嚇して触らせてくれない。。
そんな中、我が家を見つけてくださって
即決でお迎えを決めてくださいました。
我が家はいつものようにリリーちゃんを
コネコネ可愛がって遊んで
1〜２時間経てば親元に返して
これを毎日繰り返しました。
そろそろ独り立ち訓練だなぁ〜と
親元から離して一人暮らし開始。
途端にリリーちゃんは不安になり
本気で噛みつくほど。。
見ていてかわいそうになるくらい
威嚇するようになりました。
ですがここまでは想定内です。
根気強く向き合うようにして
私たちと過ごす時間を長くし
お布団の上で遊んだりおやつあげたり
なんとか不安を解消できないかと
頑張ったのですが。。。
リリーちゃんの不安は大きくなるばかり。
威嚇は日々酷くなっています。
今もオシャンティさんが
懸命に園長先生をしてくれていて
頑張ってくれています。
こんな事ははじめてです。
ですがリリーちゃんの個性、性格なので
受け止めるのみです。
そして根気強く向き合えば
必ず心を開いてくれる日が来ます。
そんな事は分かっているけれど。。
ご家族様がはじめて来てくださったとき
《他では威嚇が酷くて
触らせてもらえなかった》から
我が家のベビーに決めてくださった
そんな背景がありますので
今のリリーちゃんは
ご家族さまのご希望に添える子では
ないかもしれない。。と思い始めました。
お断りしよう。。
我が家の子になってもらおう。。
ご家族さまに連絡を入れて
ありのままの事情を説明しました。
ですがご家族様は
リリーちゃんと決めていたので
大丈夫です。頑張ります
そう仰ってくれたんです。
とても嬉しかった。
できればリリーちゃんをしっかり
人馴れした状態でお渡ししたかった。
どうしてあげたら良かったのか
まったく分かりません。
ブリーダーとして不甲斐なく感じ
我が家にできることをご提案しました。
詳細は控えますね。。
ご家族様は遠慮されましたが
私にできる事はもぉそれしか。。
時間があるとリリーちゃんの事ばかり
考えてしまいます。
私に何がしてあげられるだろう。
一生懸命威嚇するリリーちゃんを見て
ゴメンね。ゴメンね。と思う日々。
動物さん相手なので
いつもうまくいくわけではない事は
分かっているつもりでした。
ですがいっちょまえにブリーダーとして
活動している以上、プロのお仕事を
ご家族さまに提供するべきなのに。
本当にまだまだ未熟者で
激しく落ち込んでおります。
リリーちゃんにもご家族様にも
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あとはご家族さまの愛情にお任せして
リリーちゃんを託すしかありません。
なんて力不足なんだろぉ。。私は。。
すみません取り留めなく書き綴って
土石流のように心の声を
垂れ流しにしておりますが
リリーちゃんのことは
私の中で忘れることのできない
経験となりました。
お迎えまで残り2日。
できることを精一杯してあげて
お迎えまで見守りたいと思います。
情けない内容でしたので
最後にまったく関係ない
我が家の日常の風景を一枚
爪切りが終わって
各々好きな場所でご褒美のおやつを
モグモグ食べてる風景です
マァちゃんはいつものようにポーチの中
悟飯は私の膝の上にドッスン
パンちゃんはゥンチとシッコ垂れ流しで
テーブルを汚してくれました
幸せな風景だ
長々とすみませんでした
それでは皆さま
おやすみなさいませ
リンク貼っております