以下議事録です.
テーマ:
従業員の能力を高め,やる気を引き出し,生産のQCDを高める
- 低コスト生産国生産から高消費国生産へ
深セン市の最低賃金は2004年から9年間で,2.62倍となっている.このままの上昇率が続けば,2020年の最低賃金は,3,380元となる.
一方野村総研の予測では,中国富裕層の年間可処分所得は2009年には,総額8.6兆元となっている.100兆円以上の市場がある. - 利益を出す為に
利益を出す為には,- 労務費の上昇以上の生産性改善をする.
- 高機能・高品質・高フレキシビリティを達成し,販売価格を上げる.
のどちらか,又は両方をやれば良い.
この為の活動としてQCC活動を提案する. - QCC活動による改善
QCC活動には,以下のスタイルがある.- 問題解決型:問題点を見つけ,原因を究明することにより改善をする.従来からよく行われているQCC活動.
- 課題達成型:現状打破,新規業務など,あるべき姿を目指して活動するQCC活動.
- 顧客指向型:顧客に魅力的品質を提供する事を目的としたQCC活動.顧客が魅力を感じる製品・サービスを提供する為,あるべき姿を定義する所から始めるQCC活動
- QCC活動による効果
- 業績への貢献:不良低減,生産性改善などの活動テーマごとに達成目標を決めて活動するので,活動成果がすべて業績に貢献する.
- 人財育成:活動を通して知識を実践活用するので,知識が能力となる.
活動を通してチームワークが身に付く.
活動を通して得られた達成感が,更なる改善意欲に結びつく.
改善を通して得られる成長を,計画的OJTとして活用出来る. - ノウハウの蓄積:活動を通して得られた効果を,標準化,横展開する.
活動成果を事例集として蓄積する.
- QCC活動事例
広東質量協会及び中国科学技術協会の主催により,第五回QCサークル成果発表会が,4月18日より20日まで,東莞市松山湖にて開催されます.毎年QCサークルが60チームほど参加し,それぞれの活動成果を発表します.若干日系企業のサークルも参加していますが,ほとんどが中国企業のサークルです.
ご興味がある方は,右のアイコンをクリックしてメールを送ってください.折り返し開催案内をさし上げます.
