「こんにちは 有馬かなです!今日は私たちのグッズが...物凄く増えたわね...」
「...まずは推しの子マンから!9個も買ったのね 私狙いよね!? オープン!」

ドドン!
「新しく出たのは...さりな ゴロー アクア&ルビー 斎藤壱護 不知火フリル 重曹を舐める天才子役...?よりによってコレ!?初の私のシールがコレって!?おかしくない!?」
「次はまるコレね...今度こそ私が出るのかしら?それじゃあオープン!」

ドドン!
「あかねとルビーね...また私出なかった!次行くわよ!次!」
「ふわコロりんね 値段のせいで売れ残ってたのを買ってきた訳ね オープン!」

ドドン!
「何でこいつが出てくんのよ!?しかもあかねとセットってカップル成立しちゃってるじゃないの!もう次よ!次!」
「かぷりっこね もうコレは何が出るか分かりきってる物ね でも一応オープン!」

ドドン!
「分かりきってたけどアイとルビーね この場にMEMちょがいたらすっごい飛び跳ねて喜ぶんじゃないかしら?」

「私が全然出ないわ!どうなってるの!?何この不条理!それよりダイカットステッカーね これは既に私は出てるからアイ狙いかしら?オープン!」

ドドン!
「変質...じゃなくてぴえヨンにあかね ルビーにアイが出たわね やったわ!」

「ガチャポンや細かな物はコレね アクキー全部揃えたのね...あっ!私がいるわ!嬉しい!ホント唐突にアイを激推しするようになったのね...投稿者...」

「最後は...私のフィギュアじゃない!最後の最後に憎い事してくれるじゃない!この表情のイキイキした感じと髪のクリアパーツが良いじゃない!」

以上
「最後の最後に私のフィギュア持ってくるなんてズルいじゃない アンタ箱推しってのは本当見たいね 疑って悪かったわ!」
「そう言えば 推しの子マン買う時に後輩がいたんだ もし話しかけて来たら」
「って言うつもりだったんだけど 来なかったから不発に終わった...」
「来なかったなら良かったじゃない 煩わしいと思ってるんでしょ?」
「まぁね ちょっと煩わしいし 目の上のたんこぶって感じ」
「どうしてそうなったのかしら?」
「出掛けた先で遭遇するとやたら絡んで来て鬱陶しい 前も女友達と遊んでたら絡んで来て 知らん顔してやり過ごそうかと思ったけどグイグイ来るから鬱陶しかった デート中だったらマジ切れ案件だよ」
「それは確かに「気安く話しかけないで」って言いたくなるわね デート中に来たら「うるさい 今デート中だから邪魔しないで」って言えばいいんじゃない?」
「今度来たら試してみるか」