いつもの景色
毎年この時期はここが採集のフィールドとなる
在来種も少なからず確認されている反面 ザリガニを始め 数多くの外来生物もここで捕獲されている
実際に捕獲された生物はアメリカザリガニ アカミミガメ ラージマウスバス ブルーギル カラドジョウ 上陸したてのウシガエル(オタマジャクシも含む) コイが捕獲されてきた
もう説明する必要も無いとは思うが バスとギル ウシガエルは特定外来生物なので注意しよう

1周目
大体2周目以降はお零れを捕獲するくらいしかやることが無いのだが1周目は大体大量に捕獲される

取りこぼし
前回来た時より個体数が増えてる気がする...
ホントさ...君達後何匹いる訳?

嬉しい発見
カナヘビを見付けた
壁にへばり付いて日向ぼっこしている様で捕まえられない事もないが捕獲はせず 写真撮影だけに留めた
本格的にシーズンだなぁ…

3周目
小粒の残党
うん もうね 繁殖してますわ...
今年生まれの小さいのもガンガン捕獲されるから繁殖力は強いんだよな

出てはいけない生物
ラージマウスバスの幼魚
大きさ 3.2cmの今年生まれの個体
生まれて1ヶ月程の個体と見られる
虫かごに入れておけば死ぬだろと思ったが死なずにむしろ元気になったので 自分の手で殺した

では すみません...
小さいとはいえ 特定外来生物なので生きた状態での移動は出来ない
魚類はコメカミを刺す事で苦しませず殺す事が出来る
最初は物凄く辛かったはずなのにいつの間にか辛さがなくなり 今では何の躊躇いもなく平気な顔で特定外来生物を殺してしまえる自分が怖い...
優しさがドンドン無くなっているような気がしてならない...

少し前の自分
「特定外来生物だけど 殺すのは躊躇われるなぁ...でもやらないとな...南無三!ザクッ!」

現在
「出ちゃったか 良し 帰る前に殺そう」

何の躊躇いもなく特定外来生物を殺せる様になった理由は分からないが 川でウシガエルを捕獲し なるべく苦しませない様にウシガエルの頭を石に叩き付けて気を失わせ それからカッターナイフで脊椎を切って殺した辺りから迷いが無くなっていた様に思える
これは慣れなのかそれとも優しさの欠如が原因なのか...

集計タイム!
条件付き特定外来生物 アメリカザリガニ 大小合わせて88匹
特定外来生物 ラージマウスバス 1匹
生態系被害防止外来種 カラドジョウ 1匹
在来種 ヨシノボリ モツゴ ヌマエビ カナヘビ タニシ カワニナ アメンボ クモ等を確認!
ザリガニとの仕分けの際にうっかり入り込んでしまったヨシノボリとヌマエビ
彼らはピラニアの餌にした(移入分布になる可能性がある為無闇に放流出来ない)
カラドジョウは元は中国原産の外来生物で名前の由来は中国の「唐」の地方からやって来た事に由来する
漢字で書くと「唐鰌」
生態系被害防止外来種(分かり易く言うと要注意外来生物)の1つで在来のドジョウと交雑したり 住処が被る事から競合の懸念が上げられている
現在 カラドジョウと在来のドジョウのハイブリッドは発見されていないが 監視が必要な外来生物である
東京だとアメ横で100匹単位で売っている様で 食べられるのは間違いないのだが どう食べるのが正解なのだろう...
今年は食べてみるか!