ケルヒャーで亀の水槽掃除やらしていて気付かなかった
「あぁ病院から着信来てた…しまったなぁ…5分前か」

折り返し掛けるも…
「お話中か…少し時間を置いて掛け直そう」
10分程時間を置いて…
「もしもしTG大学附属病院(仮名)です」
「あっもしもし 後藤(仮名)と申しますが 先程お電話頂いたみたいで…」
「あぁ お電話ありがとうございます どの様なご要件でしょうか?」
「予約の件で…」
「後藤さん 下の名前を聞いても宜しいですか?」
「ひとり(仮名)です」
「○○ひとりさんですね 少々お待ちください…」
(アレ?今苗字間違ってた様な…)
「もしもし…もう一度苗字を教えて頂けますか?」
「後藤(仮名)です」
「後藤ひとりさんですね!失礼致しました 受付に繋げますので少々お待ちください…」
「ホント タライ回しにされてるな…」と待ってる間にボヤいた
そして
「はい TG大学附属病院受付です」
「もしもし 後藤と申しますが…」
「今お話しても大丈夫ですか?」
「はい 大丈夫です」
「ご予約の件ですよね 担当の先生に確認した所 金曜の午前中か月曜の午後なら問題ないとの事ですが…」
「(早い方がいいから)金曜日にお願いします」
「分かりました 11時までにご来院して下さい」
「分かりました…(金曜日休もう)」
「それでは失礼します」
「はい…」

通話終了後…
「良かった 流石に月曜まで耐えられる気がしないから早めに予約出来てよかった…明日も午前だけ仕事して上がろ 彼女に対してあんなお固く決意表明したけど あんな態度されちゃうとなぁ…辛いわ 自傷行為したくなるわでしんどいからな…きっと6月最初の予定もお流れだろうし…あぁもう辛い…(話したいけど聞く度胸が無い)」

予約するに至った経緯
「今めっちゃ辛くて ノートに書き綴ったけど藁にもすがる思いで別の人に渡しました…」
「今はひとりさんの生活を安定させないとね」
「それはそうだけど…でも薬はやっぱ抵抗感があって…私友人とか他の人がオーバードーズしてるのを知ってるから自分もそうなるんじゃないかなって…」
「それはひとりさんの精神安定の為のサプリメントだと思えばいいんだよ」
「サプリメント…」
「そうそう 辛くならない為の安定剤だと思えば大丈夫だから」

色々助言を貰い 予約するに至った
「話を聞いてもらったら少し気が晴れました…でも辛いので帰ります…」
「うん 気を付けて帰ってね」

寄り道しながら必要な物を購入し 自分の胸に響いた言葉を思い出していた
1「少年はさ 携帯無くしたろ?俺は帽子を無くした でも人生そればかりじゃないぜ!」(仮面ライダー響鬼引用)
2「自分ばっかりって思ってない?何にも悪いことしてないもんな…少年さ 今凄く辛い?凄く辛くても「現実」なんだよ 正しく生きてたって傷付けられるし 踏み躙られる…でも少年の人生は少年の物 今が辛いならコレからは辛くならない様にすればいい 心を鍛える!」(仮面ライダー響鬼引用)
子供時代にはよく分からなかったが大人になって今が凄く辛い時にこう言ったセリフが出てきた為思いがけず一時停止してキャンパスノートを持って来てセリフをメモした