呼び出された(スキン変更)
「失礼します…」
「ひとりさん 来ましたね ひとりさんの悩みと彼女さんの悩みを聞いてください」
「はぁ…」
「ひとりさんの悩みはなんですか?」
「ノート持ってきますね そっちの方に書いてあるので」
悩みを打ち明ける投稿者
そして彼女の番が来た
「メモ取るのでボールペン借してください」
「はい」
チラ見えしていたが彼女が話した事が見えていた為覚悟はしていた
「1つ目は…」
(コレは認めるよ)
「2つ目は…」
「ひとりさん 心当たりありますか?」
「1つ目は自分でもわかってるので認めますよ でも2つ目は何で言わなかったの?」
「…」
「気を使って言えなかったんですよね ひとりさんがわぁぁぁってなるんじゃないかなって」
「それは確かになりそうだな…ズキッ あっ絆創膏あります?ササクレ引っぺがしたら血が大量に…」
「ちょっと多いですね ティッシュで止血して!」
止血して絆創膏を張った
「それじゃあひとりさんにとって彼女さんはどういう人ですか?」
「どういう人ってそれは勿論 大切な人ですよ」
「彼女さんにとってひとりさんはどういう人ですか?」
「良いお友達…です」
(えっ!?ズキッそれじゃあ今までの私の行ないは何だったの?)
「だそうです ひとりさんどうですか?」
「バカみたいですね 私 勝手に彼氏面して余計な心配事増やして 余計な悩みを増やして自分で自分の首を絞めて…ズキッ」
「彼女さんはひとりさんとどういう関係で居たいですか?」
「お友達でいたいです」
「ひとりさんはどうです?」
「………………………………………(友達以上の関係になりたい!けど言える状況じゃない)ズキッ」
「そんなすぐに気持ちの整理は付きませんよね」
「告白したんですか?」
「してないですけど…(今の空気でしたいとは言えない)ズキッ」
「もう時間なのでここまでにしましょう」

お見送り
「ひとりさん コレ」
「あぁ ありがとう」
「彼女さん 今までゴメン…全く気付けなくて…私いつの間にか彼女さんの事 縛ってたんだね…」
「大丈夫だよ」
「本音が聞けて良かったけど…今まで遊んだりしてさ イニシャル交換したりとかしてたから…ヤバい 泣けて来た…」
「良いよ」
「イニシャル交換したりとかしてたから勝手に思い上がって でもすぐには気持ちの整理は付かないよ でもまだその方が良かったのかな」
「うん」
「ダメだ まだ整理つかないや…ある程度整理が付いたらノートに書くよ」
「うん ひとりさん木曜日来るよね?」
「うん その日に栞子さんが彼女さんと話す時間作るねって」
「私は明日も午前か午後に話聞いてくれるって言ってたけど…」
「木曜日が本番だね…それまでには纏めて来るつもりだけどどうなるかな…」
「バス来た また木曜日ね!」
「うん」

帰宅後 交換日記を読む投稿者
「あぁやっぱり私彼女を束縛してたんだ…自分の勝手な嫉妬心で彼女を苦しめてたんだ…人に嫌がる事するなって言って私もしてたんだ(でもお友達で終わりたくない…告白もしたい)」
「何やってんだろ私 自分だけが苦しい思いしてると勝手に思い込んで 知らぬ間に彼女を苦しめて 自分が直した方がいい箇所が多いじゃないか 彼女と一緒にいたい一心で勝手に彼氏面して バカみたい…」
「でも私が変わるきっかけをくれたのは彼女だし お友達で終わりたくない…離れ離れにはなりたくない…」
「でも彼女を苦しめる様な事はもうしたくない 告白して断られるのも怖い…一緒に遊んだり話したりしたい…また2人目の時の様な過ちはもう繰り返したくないしちゃんと話し合って嫉妬しない自分になって…でも今のままだとお付き合い何て夢だから本気で自分を変えたい…1歩以上大人になれてからでもいいから告白したい…」

そして悟った
「今がターニングポイント!初心へ返って彼女の気持ちに向き合わなきゃ!!告白が断られたって良い!当たって砕けろ!やる前から無理なんて決め付けるな!何が何でも私は変わってやるんだ!トラウマが何だ!過去の傷じゃないか!そんな物に私の人生を台無しにされてたまるか!」