以前ドン・キホーテで500円くらいで買って来たティラピア
2年前くらいに何の対策もせず食べてドブクセぇ…という低評価を下してしまったが今度は匂い消しのおろし生にんにく ポッカレモンと匂い消し 味付けに鉄壁の布陣を敷いて挑む

解凍されたティラピア
内臓は取り除かれているが 棘条は取り除かれていない
内臓以外はほぼデフォルトで ここから不必要な部分を落としていく
まず頭を切り落とす
既にドブの匂いが立ち込めていたがまだ耐えられた
三枚おろしだが身質が柔らかなせいでぼろ雑巾みたいな感じになってしまった
両方とも皮を引いて身だけにした
右の方は大きな骨を取り除いた上でスメルチェック
「クッサ!窓開けて換気しないと…」
ガチで顔をしかめるレベルのゲオスミンが台所を満たした
俗に言う「ゲオい」である
匂い消しの定番アイテム
これをティラピアの身に擦り込むのだがうっかり水気を切り忘れてしまい 水気を切った上でまた擦り込んだ
水気を切ってニンニクを擦り込んだら 塩コショウ で味付け
念には念を入れる形でポッカレモンを数滴
一応スメルチェックもしたがゲオさは無くなっていた
左の身はムニエル用で もう片方は纏めて唐揚げにする
冷凍されていたとは言え 淡水魚なので中までしっかり火を通す必要がある
コレだけ入念に下処理して 臭くて不味かったら二度と食べないと心に誓った
ムニエルは揚げ焼きに近い感じに仕上げる為 この後蓋をした

ドドン!
完成
ティラピアの身を固めた唐揚げ風とムニエル
まぁ見た目は美味しそうだよね
何度も言う様だが 冷凍されていたとは言え 寄生虫がいない保証も無いため 半ナマな部分を作らない様にしっかり中まで火を通す事

実食
まずは唐揚げ風
本題のゲオさは影も形も無くなり レモンの風味とほんのり香るニンニクの香り そして身質が鶏肉っぽくなっていてマジで鳥唐揚げを食べているような感覚に陥った
これだけ美味しければ今後も色々な物に挑戦していけるだろう

お次はムニエル
1番期待してない…と言うか匂いが消えてなかったらどうしようかと思ったが 食べてみるとほんの一瞬だけゲオが顔を覗かせたが直後にニンニクの香りと塩コショウの味で上書きされ これもまた美味だった
最初はギリギリセーフかなと思ったが 一番ゲオい部分の腹側が全然臭くなかった為 大成功と言える
食感は柔らかい白身魚という印象である
揚げと焼きで食感が変わるの面白いな
リベンジ完了!
味の評価はァ…
味 ★★★★★
食感 ★★★★☆
見た目 ★★★★☆
こんな所だろう

入手方法
通販サイト(Amazonにもあるが怪しい感じ)
ドン・キホーテ
コストコ等の大型商業施設
外来生物として定着してる場所なら釣ったりガサガサで捕獲出来る

外来生物法における立ち位置
要注意外来生物(生態系被害防止外来種)に指定されている
特定外来生物の指定では無い為 生きたまま持ち帰って飼育したりしても 何の違法性も無いが 場所によっては放流禁止になっている場所もあるため 捕まえたはいいがやっぱ要らねぇと他の場所に放流するのはご法度
良し 次はサバヒーとカムルチーだ!