ガメラ(1999)
登場作品 平成ガメラ三部作 ガメラIII 邪神降臨
身長 80m
体重 120t
平成ガメラ三部作の取りを飾った最強のガメラ
レギオンに放ったアルティメットプラズマの作用で地球上のマナが不足し ギャオスの活動が活発化し ガメラもなりふり構っていられなくなり 仕方無く市街地でギャオスを撃墜したりしていたが それが原因で自衛隊はギャオス共々ガメラを攻撃対象にしてしまう
この作品で戦う事になるイリスも大概やべぇ怪獣で 数多くのトラウマ映像を生産した事でも知られている
獣化体の時に当時無名だった仲間由紀恵(セリフが棒読みな部分もあったが)をミイラ化させたり ガメラの右腕を数秒で干からびさせたりと兎に角トラウマ要素に事欠かない

邪神 イリス
全体像を写した着ぐるみか絵コンテか何かから 造形された物と思われるソフビ
中古店に右足の棘がない状態のB級品が半額位で売られていたのを見た事があるが破損してるって理由で買わなかったんだよな
それから家電量販店に7匹くらい残ってて 状態を見極めて これだって個体を選んで買って来てリペイントした物になる
後最近 彼女を見送りに行ってるせいで家電量販店に行けてなかったが つい先週見に行ったら全て無くなっていたのも確認済み
因みに全身の着ぐるみこそ存在していたが 足の構造上 演者が中に入って歩くのが非常に困難な構造である為 撮影時には上半身のみを映し 下半身は映さない様工夫が施されながら撮影が行われた

ガメラ(1999)は何処かで「令和のクソソフビ」として紹介するかもとか言ってたが 実物を手に取ると出来自体は悪くないものの塗装の面で酷さが滲み出ていて 目の色も単一で単調 ウェザリングは百歩譲って我慢するとして成型色 細かな省略等 問題点は多岐に渡った
特に目に関しては ガメラ(1996)まであったモールドすら無くなり リペイントの難易度を高くしている
何で目の色がこんなに悲しい事になっているかは不明だがこれより先に発売されたガメラ(1999)の目も同じ様な感じに塗装されている

正面から
金型は新造で腕は固定され 足も殆ど動かせない
かつて抱いた得体の知れない気持ち悪さの正体は目の色と口腔内のカラーリングだったのかも知れない
後で調べて見たらやはり白目があった為 リペイントの際には目を白く塗って乾いた上から 黄緑で丸を作って乾いたらガンダムマーカーで丸に沿って線を描いて 黒目を入れればそれだけでも印象自体は良くなりそう

側面
頭部の鶏冠(?)は安全面から肉埋めされている
爪の方もやはり上辺だけ塗装されていて下側は無塗装である
若干塗装がはみ出しているのも いつもの事か

背面
甲羅は一応暗めのエメラルドグリーンでうっすら塗装がされている
他には甲羅の凹凸も再現されていて クオリティは高め
塗装の甘さは気になるが全体的に造形は高クオリティと言える

改善すべき点
省略箇所の塗装
目の色
陰影追加
甲羅の汚れた感じの追加
鶏冠(?)のくり抜き
この辺だろうか

過去に発売されたガメラ(1999)と比較
造形の良さはムビモンに軍配が上がる
初期に発売された方のが色々甘い感じになってしまっている

リペイント開始
白目にすると トラウマガメラの様な面構えになる
このまま完成でいいかなと思ったが それはプライドが許さなかった

今回はここまでにします

読んで頂きありがとうございます

それではまた次回