レジスタンスの諸君 御機嫌よう
ヒッッッットリボッチだァ!


お前ら最近映画観てるか?
私はうずまき以来久々に観たぞ「ファンタスティックプラネット」
アレ作風と内容が電波過ぎて脳の理解が追い付かなくて どう文章にしたためようか悩んだがどうにか纏まった
と言う事で今回は脳が理解を拒む!?「ファンタスティックプラネット」のレビューをしていきたいと思う
ネタバレアリだがどうせお前ら観ないだろうし別に構わんだろ
宜しく頼む

あらすじ
物語の冒頭 「何か」から逃げる様に赤子を抱えて走る女性が映し出される
しばらく走っていると砂の山があり そこを登ろうとすると巨大な青い手が女性の行く手を阻んだ
女性は必死に登ろうとするのだが 青い手は女性を突き飛ばし 最後は掴み上げて山の上に置き しかも女性を持ち上げ 手を放して殺害してしまう
そこで青い手の主がクローズアップされる
それがドラーグ人と呼ばれる巨人族である
特徴は半魚人をより人間に近付けた様な感じで 男女共に毛は無く 体色もデスラー総統の様な感じである
そこへ「シン」と言うドラーグ人の県知事が娘の「ティバ」を連れて現れたのだ
「ティバ」は「シン」に「人間の子供がいる 可哀想 私が面倒を見る」と言って懇願すると「確かにこのままでは死んでしまうな」と「飼育」する事を許可

2人が家に帰宅すると「ティバ」は嬉しそうに「瞑想」中の母親に駆け寄り 人間の子供を拾ったと語る
すると父親が「瞑想の邪魔をするなと言ったはずだ」と注意
人間の「飼育」をするに当たって 「シン」は「首輪を着けないといけない」と言う事でよく分からない機械に赤子を置き ポリゴンフラッシュで首輪を着けられる赤子
「ティバ」はこの赤子の名前に自分の名前を付けようとしたが父親に「自分の名前を付けるな 「疾走」か「疾風」良い 見ろ 良く動き回る」と言う事で「ティバ」から「テール」と命名される
その後機械の使い方を父親から教わる「ティバ」
最初は力加減が分からず殺しかけるが父親に教授され 使い方をしっかり覚えた

その後テールは「ティバ」に可愛がられながら成長
最初はやんちゃ坊主な一面を見せていたテールだが「ティバ」のレシーバーで脳に直接知識を送る方法でドラーグ語を学び 歴史を学んだ

その後 成長したテールは「ティバ」の「ペット」として長らく飼育される事となる
「ティバ」が鏡を見ながら瞼のイラストを左目に描いて遊んでいる隙に ファンデーションとインクを入れ替えたり 

※瞑想の様子です
大人達の「瞑想」を台無しにしたりと やりたい放題だった
そんなある日 テールは「ティバ」のレシーバーを盗んで脱出を図る
所がテールが居なくなったことに気付いた「ティバ」が機械の出力を最大にし 元の場所へテールを戻らせようとするも 途中で「野蛮人種」の女性に助けられ 首輪も取り外され 開放されたテール
その後女性に「野蛮人種」の隠れ家へ案内される
最初は「高等人種」と言う事で変な服を着せられている事を「野蛮人種」に笑われるテール
1人の男がドラーグ語で「罠」と書かれた箱を叩く様子を見たテールは「それは罠だ!」と言うと男は箱に食われて死亡
その後スティンガーフリンを頭に被った魔術師に「ドラーグの知識など不要」と言う
そして良く分からない生物を身体に巻き付けられて決闘が始まる
軍配はテールに上がった
無事に人間達の仲間入りを果たし 盗んできたレシーバーで「野蛮人種」に知識を齎した
所がある日 隠れ家のある壁の向こうにドラーグ語で「人類全滅大作戦」と書かれていることに気が付いた
何とドラーグ人は人類を皆殺しにしようとしていたのだ
そしてある日の早朝 ダニエル・J・ダービーが好んで使いそうな色のチップの形をした毒ガス兵器により 不意を付かれる人類
コレにより隠れ家から慌てて逃げ出す人類達
大量の毒ガスの中ドラーグ人3人とガスマスクを着けた人間9人(それぞれ手綱で繋がれている)
幸い逃げ延びた人類だったが 今度は2人組のドラーグ人に発見され 何十人と踏み潰され命を落としてしまう
しかし人類もやられてばかりではなく 2人いる内のドラーグ人1人の殺害に成功する
それを見た生き残ったドラーグ人は恐怖の余り仲間を見捨ててその場を後にする

こうして人類は群れの力でドラーグ人の殺害に成功し追っ手から逃れる為  水の無い砂漠地帯 謎のブラックパックン的な植物が茂る場所を抜け ロケット基地があると言うベルトコンベアに乗り ロケット基地へ到着
そして基地に都市を建設した
所が人類の隠れ場所だったその場所もバレてしまい テールがドラーグ人から得た知識でロケットを人間用に改造し それに載って 何名かが野生の惑星に脱出を図る
しかしその間にロケットに載らずに都市に残った人類はドラーグ人が生み出した兵器により次々に殺害されていった

そして野生の惑星の降り立った人類を待っていたのは首のない男女の石像だった
しかもそれらはドラーグ人が出会いの場として作られたものであり 石像の頭にドラーグ人の男女が揃う事で恋に発展するのだ
しかしこれがドラーグ人にとっての最大の弱点であった
と言うのも ロケットに搭載していたレーザー光線で石像を粉砕すると ドラーグ人が死んでしまうのだ
しかも行き場を無くしたドラーグ人の魂は慌てふためき 狂った様に暴れ回る
この状態のドラーグ人は白目となり手で顔を覆う
そしてドラーグ人達はこのままでは自分たちが危ないという事で人類と和平交渉を結び 締結され 人類には「テール(地球)」が渡され 物語は終わりを迎える...

最初はどんな作品なのか不安になったが結構面白かったな
真面目に考察しながら観るよりは頭空っぽにして観た方が気楽な作品だな
少なくとも死霊の盆踊りが以下にゴミだったかが良く理解出来たな

作品のテーマ
この作品のテーマだが...これは意見や解釈が分かれる部分だがそうだな コレは差別では無いかと思う
理由は単純でドラーグ人の「シン」以外の県知事は人類に対して「ゴロゴロ増える」「繁殖力が高い」等の発言が見られる点が挙げられる
他にも序盤で赤子を抱えて走る女性を指で転がして遊ぶドラーグ人がいた事も理由だな
「シン」も穏健派と言うだけで人類を丁寧に扱ってる訳じゃないからな
だが和平交渉をしようと言ったのは「シン」である事を付け足しておくぞ

作風が独特
この作品は他の作品とは違い 最初から最後まで海外の絵本の様なタッチで描かれている
それが良くも悪くも良い意味で不気味な方へ作用しているので観ていて不快感は無かった
唐突過ぎる展開もあるにはあるがその辺もある程度は保管してくれている
人を選ぶ作品だが この令和の時代において古臭さを感じさせない非常に面白い作品だ

謎の生物
この作品を語る上で外せないのがこう言う生物達だ
本当に奇妙な見た目だよな
こんな風にオッサンみたいな面構えの二足歩行の生物やなんかよく分からん檻の中にいるオッサンボイスの象みたいなやつとか...後は決闘時に身体に巻き付けられてたトカゲみたいなのも居て多種多様だ

以上
と言う事で今回のレビューは以上だ
一言で言うとこの作品は人は選ぶ作品だが一見の価値がある
YouTubeでも配信されていたがもう見れなくなっている
そうなるとAmazonとかで買うか配信サイト探すしかないか
真面目に考察しながら観るのは失礼な気がするので頭空っぽにして観た方が楽しめるはずだ

それでは諸君 サラバだ