投稿者「あっ彼女さん これ ホワイトデーの...」
「あっありがとう」
投稿者「ちょっと大きいのがいくつかあってさ 袋大きくなっちゃったけど...」
「大丈夫だよ ありがとう!」 
無事に渡せた投稿者
帰宅中は何も考えなかったが 帰宅してしばらくして...

「彼女さんの嫌いな物にアレルギーがある物は避けて選んだから大丈夫だと思うんだけど...」
付き合って3ヶ月以上が経過したが ここまで地道に積上げて来た信頼を失う事を極度に恐れていた
賞味期限も比較的長かったので賞味期限切れの物を渡さずに済んだ事は投稿者にとっても一安心
人間関係における信用 信頼を失うのは簡単だがそれを積上げるのは長い時間を必要とする
アレルギー食品を含む物を渡そう物なら信用は容易く失われる
多少の悪ふざけなら謝って済むが そういった物を渡すのは謝って済む問題ではなく 最悪命に関わるケースもある為 投稿者は彼女から前持って何が嫌いか 食べられないかをチェックしていた

「もし あかねの寝そべりが返ってきたらどうしよう...もしくはこんなん要らんわァ!とか言ってゴミ箱にドゴンされてても嫌だな...」
初めての恩返しだった事もあり 詰め込み過ぎも良くないと思い 考えながら袋に入れていたが それでもそれが正解か分からず 不安に駆られていた
もし返却されたら もしもう関わらないでほしいと言われたら そう考えると気分が悪くなっていくのを感じた

そんな訳で昨日
「この仕事飽きた...もうやだ...」
「じゃああっちの方やりますか?」
「もうこれ自体やりたくない...戦力外通告しといて」
不調で気分が冴えない投稿者
スタッフに事情を話すと「早い人が集められてるので午前中だけ耐えて欲しい」と言われ 「うす」と返事
もう「うす」しか言えないくらい精神面と体調に異常を来たしていた
仕事もゆっっくりやって乗り切った

そして作業の菓子の袋詰めがトラウマとしてフラッシュバック
「はぁ...ダメだ 耐えられない...」
「あぁ〜もう辛い 何で俺がこんな事しなくちゃならないんだ?」

そんな訳で昼時
投稿者「おはよう!」
「おはよう」

その後バレンタインのお返しの話題へ
「ひとりさんが送ってくれたお返し 美味しく食べてるよ!」
投稿者(おっ好感触だ!)「それは嬉しい限りだよ!」
「でも こんなに貰っちゃっていいのかなって思っちゃった...袋の底にぬいぐるみもいたし」
投稿者「彼女さんに出会えて良かったのもあるけどこんな私でも信用して付き合ってくれてるから日頃の感謝も込めてだから良いんだよ」
「でもあのブラウニー美味しかったよ!」
投稿者「世にも奇妙なって奴だよね!そんなに美味しかったんだ 今度買って食べてみるよ」
「後ぬいぐるみのカーディガンの中にチョコレートが入ってたんだよね」
投稿者「マジで!?入れた覚えないんだけどなぁ」
「何かの拍子に入ったんじゃないかな ぬいぐるみ触った時お腹ら辺固かったからアレ?って思ってみたらあったからさ」
投稿者「そんな事ってあるんだなぁ...」

一抹の不安が取り除かれた投稿者
彼女が喜んでくれた事が何より嬉しかった
さすがに嫌だったら捨てていいとは言ってないがもし捨てられてたらと思うと恐怖でしか無かった
彼女が笑顔になってくれた事が特に嬉しかった
これからも末永くお付き合いし 親身になって話を聞く事と貰ったらおかえしをすると言う心持ちで過していきたいと思う