初詣の前のお話
「お父さんが言ってたんだけど...」
「うん...うん あぁ」
話を聞いてる最中に後輩が割り込んで来たので一瞬ブチギレたひとり
「ゴメン 少し黙ってて!」
冷静に話を聞いて上げた

誤って後輩に「ちゃん付け」した際のお話
「ちゃんって...ちゃん付けは...」

彼女が弁明したのに無視していたので怒りが爆発したひとり
「あのさぁそうやって人の事を嘲笑うのよくないと思うんだよねぇ」

ひとり初デートの反省会
「ア゛ァ゛ア゛!!!!お釣り返し忘れたし クレーンゲームのテディベア取って上げれば良かったァァァ!!!  また翌日彼女と引き離される気がするぅぅぅ!!!!」
考えまくって眠れなくなったひとり
とりあえずお釣りを返して 誕生日を聞いて後日誕生月のテディベアを贈る事に決めた
ただまた本日も互いに別の場所に送り込まれてしまった為 周りを疑い出した もう誰も信じられない

彼女のとの同棲はまだ先なのにいつするのか 結婚は何時なのか等も聞かれてイラダチが募り 言葉も段々怒りを帯びていた

「だーかーらー!そう言うのはまだ考えてないって言ってるだろ‼️」
「じゃあMさんにメイド服着せましょう」
「そんな事言ったって100億%拒否られるからな!」
「ひとりさん聞いてみて下さい」
「1000%嫌がるだろ!」

休み時間に聞いてみる
ひとり「実は...カクカクシカジカ...」
「なぁんで着たくないって言った物を着ないといけないのかなぁ?」
ひとり「そうだよね 嫌だよね 変な事聞いてゴメン...」

Mさん「良いよ」
ひとり「じゃあ 言っとくね ほんとゴメン...」
Mさん「気にしないで 仕事ガンバね!」
ひとり「うん 元気貰えた!」
彼女のエールは素直に受け取るひとり
そして...
「どうでした?」
ひとり「ダメに決まってんだろ!着たくないって言ってたぞ!」
「えぇ?じゃあ コスプレさせましょう」
ひとり「もう良いだろ!」

やってる仕事が終わり 事業所へ戻るひとり
そして...
「撮影会しますか?」
ひとり「絶対やらねぇ!」

ひとりは必死だった
彼女の身の安全と尊厳を守る為 何より彼女の笑顔を守り抜きたかった
守りたいこの笑顔
こんな不器用な自分でも信じてくれている彼女を守り抜くのが自分の使命だと思っている
話を親身に聞いて 彼女の親にも信頼を獲得している為裏切らない様にしたい

しかし周りは敵だらけで 孤軍奮闘状態
誰にも相談出来ず 頼れるのは自分のメンタルのみ
またMさんと引き離されるのでは無いかと言う恐怖に耐えながら今日も1人戦地に赴く
彼女とのデートとエールを心の支えにして