山崎仙狭先生茶禅一味の講座は、深川臨川寺にて座禅会を開催しました。
新装なった↓本堂にて、管長のご指導の下、茶の立礼ならぬ、
椅子にて座禅の指導を受けました。
講堂では、
当山のいわれとか、松尾芭蕉との関係、また「自分を見つめなおす大切さ」「物事の奥を読み取ることの大切さ」
等々について,ご講和をいただきました。管長は禅をはじめ,茶道についてもおはなしになられました。
「さび」とは、余分なものをはぎ取ることと、見えました。
講和が始まったころ,ハエが飛んできました。自然のママが良いといいました。
ハエや蚊を殺すことは,殺傷と言って,忌み嫌うようでした。
日ごろ
網戸や、殺虫剤の世話になっている小生に、果たしてできるかな?
管長の講和を聞いたあと、、すがすがしい気持ちで、深川を後にしました。
深川臨川寺の歴史は約350年,開山は仏頂阿南禅師です。↓
日本橋から深川に移り住んでいた松尾芭蕉と、仏頂禅師は親交を深めていました。やがて、芭蕉の発願により、仏頂禅師は庵を正式な寺に
「開山」したのです。
つまり芭蕉は、当山の「開基」ということになります。↓
ひょっとして?
かつて、芭蕉庵があった辺りから、石の蛙が出土したことから、
(古池や~蛙飛び込む水の音 のうたの故事に倣い)
当時の芭蕉庵を特定、現在記念館が建立され、資料展示とともに、
俳句の発展に貢献しています。
「奥の細道」の旅に出たのも、御存じ深川からです。
おわり