当ブログで御存じ挿し木から始めた、食用菊の花摘みの季節になりました。何でもそうでしょうが、摘んでいると、早摘みのコツを覚えます。
お店では主に、黄色を一年中販売しているようです。
黄色も一部育てておりますが…。
しかし、赤は新品種のようで、赤の方が、断然、評判がよろしいようです。
黄色の食用菊は以前から、“以外”(もってのほか)と、
呼称していたようですが、赤は山形辺りでは、
「以菊」(もってぎく)と呼ばれることが、多いようです。
秋の園遊会が行われましたが、御存じ、菊は皇室の
御紋です。食用菊の命名は、当然ながら、皇室を意識して付けられたのでしょう。
「以ての外」には、「恐れ多い」といった意味と、「格別に」という意味があるようです。
戦国時代の古文書には、「以外」(もってのほか)が、
頻繁に出てきます。
terraの場合は、今のところ食べることが最大の楽しみです。「恐れ多い」というより、「格別」に美味しい、としか思い出せません。