京都 金森ドラムスクールの金森厚樹です。
この前、知り合いのドラマーと話をしていたら
ライブで、失敗して、
今、結構落ち込んでいるという話しになり
金森さんも、失敗したことありますかと
聞かれたので、
私は、そんなのいっぱいあるよと答えました。
例えばどんな失敗ですかと聞かれたので、
私が1番覚えている失敗の話しました。
25年前位の話しになりますが、
京都ミューズホールという結構大きめの
ライブハウスで、お客さんもかなり入っていて
その日は、かなり盛り上がっていました。
ライブ会場には、
ドラムは、当然1台しかないので、
使いまわしになり、前の人の演奏が終わったら
直ぐに自分のセッティングに変えないと
いけないのですが、
これが、結構時間がかかるのです。
ギターや、ベースは、セッティングには、
あまり時間がかからないのですが、
ドラムは、
イスを自分の座りやすい高にする
タムやシンバルも自分の叩きやすい
位置にセッティングする
そのときに、チューニングキーという物を
使い、四角い小さなネジを、くるくる回して
タムを固定したりするドラムもあれば、
チューニングキーを使わなくても、
手だけで、タムの角度を合わせられる
ものもあり、ドラムのメーカーによって
セッティングのやり方も
微妙に違ってきます。
これをしっかり締めておかないと
演奏中にタムが、ガクンと傾いたり、
下にずれたりして大変な事になります。
シンバルもそうですが、
シンバルスタンドにもネジがついており、
そのネジで、シンバルの角度を
調整するのですが、このネジをしっかり
締めておかないと、タムと同じように
演奏中にシンバルが、傾いたり、
ガクンと下に落ちたりして
演奏がやりにくくなります。
シンバルにも種類があって、
アクセントを入れるクラッシュシンバルと、
リズムを刻むライドシンバルがあり、
ライドシンバルが、傾き角度が変わると
リズムが、しっかり刻めなくなるので、
とても不快な気持ちになってきます。
あの当時は、若かったので、
何がなんでも、ライドシンバルで、
リズムを刻まないといけないと
思っていましたが、
今、そんなのアクシデントがあると
クラッシュシンバルで、音量を調節しながら、
演奏すると思いますが…
私達の前のバンドの演奏が終わり
前のバンドの方に挨拶をして
直ぐにドラムのセッティングの準備に入り
自分では、タムのネジやシンバルスタンドの
ネジをしっかり締めたつもりでしたが、
演奏が始まり、何曲目か忘れましたが、
演奏中に、タムが、ガクンと下に落ち
うわぁと焦っていると
今度は、ライドシンバルが、
ガクンと下に傾き
私は、パニックになってしまい
ギターソロから、ボーカルに戻る所で、
1小節間違えてフィルインを入れてしまい
どうしょうと思い、とっさに、
もう1小節無理やりフィルインを入れて
誤魔化したつもりでしたが、
バンドのメンバー、会場にいた沢山の
お客さんが、さーと引いていくのが、
分かり、それ以降の事は、
殆ど覚えていません。
演奏が終わり、バンドのメンバーに
謝りまくりまくり、
メンバー皆、ええよと言ってくれましたが、
私は、本当に申し訳無い気持ちで
いっぱいでした。
私は、この大失敗のおかげで、
ドラムのセッティングのときは、
しっかりネジを緩めるようになり
この失敗以降、今の所、
同じ失敗は、何とかしていません。
という話を知り合いにしましたが、
少しは、慰められたかなぁ。
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