長年住み慣れた場所から渡米して早くも二ヶ月が経過し、私の身辺は大きく変化。

私の目に飛び込んでくる景色

私の耳に流れ込んでくる言葉

私の口に取り込まれる味覚

私の鼻腔の奥に届く匂い

そして隣にいるおとーちゃんの大きくてごつい手


入ってくるものと相応に、自分の中から出るもの(出せるもの)は1/100ほども無くて、ホントに自分は

一人では何も出来ない

のだというのをまざまざと見せられた二ヶ月間でもありました。

”一人でも大丈夫だよ”とうそぶいていたのが恥ずかしいほどです(汗)


10日に一回は気持ちの落ち込みがあって、自分の思い通りに事が進まない理由をおとーちゃんに摺り替えて責め立てたり、泣いておりました。

「泣くなって!泣くんじゃない!」

思うようにいかないモヤモヤをねんどに込め、泣いた顔と怒った顔を作りました。

最初は泣いた顔が私で、怒っているのは彼の方だと思っていたの。

でも作ってる内に、あれ?

ただただぐずって泣いてる子供をどうやってあやしたら良いか?困り果ててるのはMの方ではないですか。。。

怒っていたのは私の方で、泣いてるのはおとーちゃんです(汗)

女は怒りを涙でカバーして男をコントロールしようとしますが、私の場合も一緒でして、常日頃から相手をコントロールしようとしていました(爆)

いい人のふり、優しいふり、仕事の出来るふり、困ったふり、苦しいふり、、、

そんなものをうまく噛み合わせて、周囲の人間を取り込んで、自分が優位に立てる場所を保っていたりするのだな~ってしみじみ感じました。

部屋に籠って距離を置こうとする私に10分おきに声を掛けてくるおとーちゃん。
ぶん!とふくれて、ギロリと睨む怖い顔した私(汗)

「ゴンさん、カプチーノ飲むかい?」

着色が終わったねんど細工を「どーだ!」とばかりに彼の鼻先に突き出して、真っ赤に怒った顔はおとーちゃん、泣いてる顔は私とジェスチャーし、

「でもね、作ってる内に気づいたよ。ホントは泣いて困ってるのがあなたで、怒ってるのは私だね。ごめんなさい。カプチーノ、呑みたいです♪」

おとーちゃんのこわばった顔がほころびました。

そっか!
どうせ誰かをコントロールするのなら、

しょぼんじゃなくて、笑顔ニコニコ

だって事すっかり忘れていたわ~


誰かをコントロール(支配)しようという気持ちは決して悪い事ではありません。
誰もが多かれ少なかれ誰かを支配しようとしてるのが人間社会ですからね。

問題なのは、自分の支配欲にフタをしてしまう所です。
そして、自分の本来抱いてる欲求に対して大層ないいわけやきれいごとを貼付けるところに不具合が生じるわけです。

欲しいものを欲しいと言わず、いいふりこいて、後になってその気持ちを涙で見せられたって、相手には何の事か?さっぱり理解出来ません。それなら、欲しいと最初からはっきり言ってもらった方がずっと関係性が健全ですもんね。


いつも側にいる誰かが笑っていない時、それは自分が笑っていないのかもしれない。
いつも側にいる誰かがどんな顔をしてるのか?
そうしたら、自分の普段の心の表情が見えてくるかもしれませんぜ、女子の皆さん♪