さて、波乱含みな2009年下半期へと突入しちまった感が否めないGonですが、北の街も様子のおかしな事になっており、ずっと雨が上がってくれません。。。

これから一体どうなっちまうの?

私の進退を含め、地球規模で様子のおかしい世界の中で出来るだけ笑って過ごせる時間がありますようにと願うばかり(汗)

先ほど、就寝前のMから電話が来て、電池の切れたおもちゃみたいな声で昨日の親族とのパーティーの話やお母さんの膝の手術の予定、NYから帰って来る娘さんの話などをしておりました。

日中のMはとてもアクティブに動き回っているのだけど、夜は目がしょぼしょぼになって人が違って見えたりします(爆)夜はほぼ12時前にベッドに入り、朝は7時前後に起床していたおかげで私も夜型がどうも朝方になってしまったみたいで12時を回った辺りから急に睡魔に襲われるようになりました・・・(汗)
しかも、カリフォルニアでは一本もタバコを吸う事もなく、吸いたいとも思わなかったのに、日本に戻ったら元の鞘。。。

「吸ってなんかないわよ~(大汗)あせる

とうそぶいて、何とか禁煙を成功させないといかんぞ・・・ガーン


札幌には僅か3泊しかしなったMですが、彼が滞在中も生憎の雨模様で私が考えていたプランもほぼ達成しないままにいきなり、

「元々Gonは休暇を取っていたんだったら、明日から一緒にロスに行こう!」

へ?ろす?

私がよく意味が飲み込めずしどろもどろになっていると、

「行きたいのか?行きたくないのか?どっち?」

「はい、行きます・・・」

と、ものの1分で即決してしまった(汗)

彼が到着した翌日の13日は友達のBisが車を出してくれて、三人で『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』へ。そぼ降る雨の中を郊外へ走らせ、だんだんと緑が深くなって来るのを見て、

「こういう景色が見たかったんだよ~phew!」と。

彼は街の中で暮らすのはほとほと疲れると言ってたから、きっと私の住む街の雑多な音や環境もストレスに感じたのかもしれない。

それでも、館内では全然まともに絵を鑑賞する素振りもなく、カメラで撮影しようとして係の人に怒られたり、絵よりも額縁がすんばらしいね!とか、この画家もあの画家も早死にして御気の毒だな~とか、愉しみにしていた展示だったのに、正直さっぱり集中できなかった(爆)

「バチカンの中は撮影出来たのに、何でここは撮影したらダメなんだよ!プンプン

知りますかいな・・・ここはバチカンと違うわいッ!

一緒に過ごしていて分かったけれど、この人殆ど80%は子供で出来てます(爆)

ただ、この機会にクリムトやエゴン・シーレの展示に一緒に行けた事やBisに対しても嫌みのない気遣いをしてくれる所を見るにつけ、安心したと同時に違和感なく長い事一緒にいる人のように感じられた。

この展示は9月まで開催されているのでまたゆっくりと観に行こうと途中から決め込んで、クリムトの『Liebe』の前だけでは、

「この作品は輪廻と生死、愛を描いてるの。輪廻って信じる?」

と反応を伺うと、少し真面目な顔になって、

「ああ、信じてるよ」とその絵をやけにクールな眼で眺めていた。

80%は子供で出来上がってるMですが、残り20%は逆にとても現実的な部分で形成されてる。
冗談を言いながらもちゃんと相手の懐に入って、必要な事を理路整然とやり遂げる感情論に流されない野心家の顔。

そしてカリフォルニアで彼と過ごした毎日の中で、贅沢三昧な暮らしをしてるワケではないのを知れたのが私には一番嬉しかった。

それはむしろどこか清貧で、ストイックであり、私なんて毎日のようにビーチ沿いを一緒に走らされ、息があがって何度もついて行かれそうになくて諦めそうな時も手を引いて最後まで走りきれるようにしてくれた。

ある日、彼が長い事走って帰って来た時に、

「大丈夫?」

と声を掛けた時、

「・・・どうして大丈夫?って言うんだ? 掛ける言葉が違ってるだろ・・・」

その時、またハッとしたんですね・・・頑張った人に対して掛ける言葉って、心配なんかじゃなくて、労いや褒め言葉なのにね。
そういう当たり前なのだけれど、厳しい視点で物事を見る人だから私はかなりあらゆる場面で指摘され、毎夜発音の練習はさせられましたね(笑)

「はい、今日はこのページ全部読んでみてGon!!!」

「はぅ!? は・・・い」

途中からこの人は私のコーチでもあるんだって思うようになりましたけど、そんなMも私に散々怒られる事もあり、トイレにトイレットペーパー以外のものを捨てて詰まらせてしまったり、田舎のおっかさんみたいにオーガニックフードやナッツ、お茶などを買って持って帰らせようとして荷物を半分以上彼の家に置いて行かなければいけないハメになったり、運転中にガムを路上に投げてヤキが入ったり・・・とにかく、やる事が突飛で衝動的に見えて仕方が無い。。。

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彼の家に到着した翌日、食材を買いに出掛ける際、

「Gonの眼の横のほくろ、取った方がいいよ。皮膚がんになりやすいし心配だからこれから病院行こ!」

「え”??? 病院??? また???」

札幌滞在中の14日に表皮嚢腫の抜糸に一緒について来てくれたMは、神妙な顔をしてる私に

「オマエは億病だな(笑)こんなの手術の内にも入らないよ。ボクの膝の手術は7時間かかったぞ」

確かに生々しい傷跡がMの膝にあって、大好きだったサッカーはもう出来ないと言ってた。
この時も私の左目の横にある大きなほくろを気にしていたM・・・。

だけど、何でアメリカでホクロ除去の手術なんかしなきゃいけないのさ。。。

「このホクロは愛人には向いてるけど、本妻にはなれないっていうホクロだと言われて確かに気にはなっていたよ・・・でも、42年間一緒にいたから愛着もあるのよ・・・しかも、私はこっちの保険なんて持ってないのに、何で病院に行けるわけ? 別に調子悪いわけでもないんだよ!」

「ははは!じゃあこれから42年ボクが一緒にいるよ。いいか、そんなの1分で終わるし、ボクもアフリカに行って顔中に大きなシミが出来たからレーザーで取ったんだ。簡単だから心配しなくてもいいよ」

ぎゃーぎゃー車の中でわめいて、アポなしで彼のホームドクターがいる皮膚科に行き、パスポートもIDもないのに書類にぱぱぱ~っと簡単な必要事項を書いて待つ事10分・・・

あ”・・・とか、う”~とか言ってる私をニヤニヤ笑ってみているMが、

「Are you chicken?(億病もんなの?)」

「No...I'm not!!!」

と言ってる間に診察室に通されて、診察台に座らされ、医師とMが笑いながら話してるのを脇目に、私の体中から脂汗が出まくり、

”絶対、この状況おかしいっしょ・・・何でここでホクロ除去? 
なんで? どう考えても変でしょ・・・”

とか、まだ頭の中でグルグルしてたら、ちょっとゲイっぽい先生は私の左目のホクロ除去はとても簡単に取れるし、何も心配しなくていいよと丁寧に説明してくれたのだけど、Mはそれを見ながら

「さよなら~42年間のホクロとの日々~!」

とか言いながら他人事のように私の正面に腕を組んで立って見ている。。。

麻酔が打たれ、何の傷みも感じない内にサクっとホクロはあっさりと切り取られた・・・

「ほらな、言った通りだろ? 次は歯もやろうな(笑)にひひ

あんた一体
何なのさぁあああ!

病院のエレベーターの中で蹴りを入れようとして逃げ出すMを取っ捕まえようとしていたら、松葉杖の人が乗って来たので断念。。。

それに御会計はMが小切手を切っていた・・・ホクロ除去168ドル・・・日本での価格と比較して安いのか?高いのか?分かりません。。。

今日、そのかさぶたが剥がれ落ちた。
厳しいんだか、甘いんだか・・・きっとその両方で目一杯来るから油断できないんだ(汗)
今はいきなり来る高波に足を取られないように必死に踏ん張るのが精一杯・・・

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↑野菜と魚、卵は卵白だけのMですが、唯一ターキーは食べるので、久々の肉~ッに食らい付き!でも大きすぎて食べ切れなかった。。。