一昨日の夜の脳の疲れも癒えぬまま、仕事に行ったらA部長が深刻な顔をして

「Gonさん、やっぱり新しいカメラマン探さないとダメですわ・・・以前話してた新しいカメラマンさん紹介して貰えませんか?」

専属でやって頂いてるカメラマンさんが先日腰痛で撮影が急遽中止に。
その後、入院したとは聞いていたが、私は持病の腰痛での入院とばかり思っていたが、

急性リンパ性白血病

と診断されたらしい。

いつもオーバーワーク気味に仕事をこなし、同年代という事もあって、何だかやり切れない思いになる。
年内の仕事は全てキャンセル。その分、仲間同士で仕事を配分して何とか穴埋めする事になった。
骨髄の移植で助かるケースも多くあるし、あまり悲観的になってもいけない。
ただ、ここ最近人の人生のなんと儚い事か?を感じずにはいられない・・・。
とにかく、私は私の人生の中で精一杯生きる事がたいせつなんだよな・・・とつくづく思った。

そんな折、後輩のKちゃんが珍しく私に話があると言うので、仕事帰りにZEROへ。
中堅でいつも笑顔を絶やさない優しい彼女は多くを語らないけれど、その内面に色んな葛藤があるのが私も分かっていた。最近は好きな人も出来て、彼女の著しい変化を見るのがとても嬉しく、眩しく映っていたから、彼女が仕事を今月いっぱいで辞め、新しい道に進みたいと決断した時、私は

「おめでとう!」

と心から言えた。

「だって、人生一度きりじゃないですか!例え、彼とうまく行っても行かなくても、いいんです。もちろん、新しい事始めるのはとても不安ですけど、自分に納得して区切りをつけられたので。職場や仲間にはとても情がありますから、これからもイベント参加させて下さい!」

今まで見て来た彼女の中で一番自信と希望に溢れてる顔がそこにあった。
何だか誇らしくて、嬉しくて、こういう瞬間を見届ける自分がホントに幸せに思える。

「じゃあ、今年はZEROで仮装ぱーりぃだね!愉しみだわ~♪」

と、勝手にハロウィンをZEROでする事に(笑)

今年もがちで行きますよ~!!!ははは


さてさて、昨日からローマ入りしたM。
今はポンペイというナポリに近い街に滞在中です。

ポンペイは古代ローマの遺跡を今に伝える、貴重な世界遺産のある街。
西暦79年にナポリ湾を見渡すベスビオ火山が大噴火し、一瞬にして人々の命も街も火山灰に埋もれてしまいました。その後、1700年後にその火山灰の下から発掘されたのがポンペイ遺跡。
私が最近特に感じる人の命の儚さに通じるものがここにもあります。

Mは起きがけの擦れた声で電話を寄越し、最近の私の周囲で起きてる事に対する彼の考えや今後の二人の事を話してくれた。
生憎、私は彼の話す内容がまだ難解な為(結構難しい事を話すので・・・ガーン)いい時で6割、悪い時は3割しか聞き取れないのですが、それでも彼の人柄や感覚的な事はだんだんと理解できるようになって来た感じ。

最初はイケイケでトルネードみたいな勢いでどうしよう?と思ったけど、凄く物事を冷静に洞察してる所や一方では子供のように無邪気な部分を残してる人で、私に真摯に向き合おうとしてるのが伝わって来る。
そうでなければ、機長という仕事も勤まるわけがないのだろうし、リーダーとして人を瞬時に見極める資質がこの人にはとてもあるように思う。

彼がローマで私の為に何かプレゼントを買おうと思ってると話してくれた時、フェンディがいいのか?フェラガモがいいのか?と聞いて来たので、

「あなたが見た景色の空気を私に届けて」

と言ったら、笑われた。。。
それよりも、Mが建てたルワンダの子供たちのシェルターを見てみたいから、いつか・・・もしもそれが適うのであれば、そっちの方が私にはもの凄く価値のあるモノだと話すと、

「君にはいつも驚かされるよ(笑)」

そうかな・・・よく分からない。
昔からキレイな服を着飾って、慣れない高いヒールの靴を履いてる自分が本来の自分とそぐわない感覚がいつもあったし、ホテルのバーで柄の長いグラスでカクテルをしっぽりと呑むよりも、熱燗を胡座をかいて呑む方が断然性に合ってる(汗)だから、Mが私と過ごしてる時間の中で、何かしっくりと来ない部分があったり、もっと連れて歩くのに相応しい相手をお望みとあらば、私はあっさりお断りするだろう。それは二人にとって不幸だからだ。

私も彼も、それ以上でもそれ以下でもないありのままの姿でパズリング(パズルを合わせるようにカップルがお互いを知る行為のこと)をして、それで幾つかのピースが少しずつ繋がるようならまたパズリングをすればいいのだ。

今朝、彼は二人の将来について、

「ボクもアメリカを拠点に仕事を持ってるし、君も今は日本で仕事をしてる。ボクは今後もスケジュールを組んで日本に月1,2回出向いて君に会う事も可能だし、君がボクの会社の飛行機でこっちに来る分には何も心配する必要はないよ。ただ・・・やはり、電話やメールだけでやり取りするには限界も出て来るだろうし、一緒に眠ったり、日常的に一緒に暮らす事は僕らには必要な事だと思うんだ。
ボクは日本で暮らす事は出来ない。だから君がアメリカに来る事を考えておいて欲しいんだ・・・」

と、話始めたので、

「今からそんなに沢山の事を考える必要はないわよ~!とにかく会ってからにしましょう!」

隣室では26歳の娘さんがいるというのに、お父ちゃんは日本人の女と延々電話で長話・・・

「お腹空いたから朝ご飯食べに行こうよ、ダディ!」

と言われてるではないのよ。。。

きっと娘さん、心配してるんだろうなぁ(汗)


まずは何でも直接触れてみて、感じる事がたいせつですよ。
今から「お母さんの家で一緒にガーデニングしよッ!」って言われても・・・

また、mama's boyかよ・・・(怖)

とビビりまくりますがなぁ叫び叫び叫び。。。

まぁ・・・男はみんな多少そうなんだろうけども。。。