思い起こすこと、二年前。



大きな大きなお腹を抱えての入院、そして手術。






入院した病棟は産科病棟ではなく外科病棟だったので、凄く特殊な患者だっただろうな…




術後は胸にドレーンがあり、腕には点滴。

これでもかなり重病そうだよね。笑

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今見ても痛々しいわね。

しかし、なんでこんなにはだけてるんだろ??




お腹にモニターをつけて、赤ちゃん(後のあきぽん)の心音を調べたな〜。


部屋中にあきぽんの鼓動がこだましていたよ。





血の色がわかるドレーンを胸から提げて、点滴のスタンドと共に車椅子に乗り、産科へ検診に行ったりもしたわ〜。



産科にはお腹の大きな妊婦さん。

その中で病衣を着た車椅子の妊婦。




どちらの病棟でもかなり目立ったわ。






初めての抗ガン剤投与の日は1泊入院したけど、

その時隣のベットにいた患者さんのお母様に声をかけられた。




以前入院されてましたよね?
その時はお腹大きかったですよね、無事にご出産されましたか?

って。


髪型もセミロングからバッサリショートに変えたのに、覚えていてくれて声をかけてくださって、とても嬉しかったな。

抗ガン剤が投与され、不安でたまらなかったけど声をかけてもらって、とても励みになりました。


でも、よく考えてみると、私が退院してから抗ガン剤が始まるまでの半年間、その娘さんもずっと闘病されていたんだよね。

私が退院した後もずっと入院していたかもしれないし…。



私なんてまだまだ幸せな患者だったのかもしれない。





今ではすっかり元気なおデブちゃんに成長しました豚


ブヒブヒー





どんな事があっても、時間が経てば全て過去の思い出になる。


10年後、またこの日の事を懐かしむ事ができますように