昨日の話


実家から一度自宅へ戻って片付けやお風呂を済ませた。


夕飯は実家で食べることになっていたので一時間ぐらいのこと。


ほんの少しの会話から嫌な思いをする事に。



右手がまだ痛い~。いつになったら治るんだろう?


と私が言ったらダンナが、、、





『自分が悪いのよ!病気になったのも自分のせいよ!』



と言い放った。




『ワタシのせいなの??』


聞き直した。



『そうよ、自分のせいよ!』


と。



あまりにもビックリしたのと悔しさでまともに顔も見られなかった。



ふーん、そうなんだ。

と、泣くのをこらえながら髪を乾かすのが精一杯だった。






思い出しただけでも悲しい。悔しい。





本人は悪気ないらしい。





それがまたとても悲しい。







これから治療が始まるのに。

口には出さないけどすごく不安なのに。

それを見せないようにしてきたのに。




胸の傷を見る度に、そしてこれから先、抗ガン剤が体に入っていく度に思い出すんだろうな。






病気になったのは自分のせい。






言葉で人を殺せてしまうよね。