今日は語り記事。


わたしの頭の中心の中でちょっと溢れてきた言葉たちをすくうように、すくったその言葉たちが逃げてしまわないようにここに置いておく記事です。

 

  




***



基本的に、私の軸といえば

「どうにかなるさ」


または


「未来は決まってる」






前者は色々な人が語り継いできた思考だし言葉そのままなんだけど

後者は少し言葉を足すと、


「未来は必ず良い方で決まってる」

「人生良いことしか起きない」

「決まってるゴールはどの選択でも同じ」



そういうニュアンス。

決して、「決まってるから諦めてる」という意味ではなくてね。





だから、あまり今までの人生に大きな後悔というものは少ないと思ってきた。

もちろん後悔が0と言ったら大嘘だけど。

後悔は人並みにある。いやそれ以上にあるのかもしれない。黒歴史もたんまり。






でも、

今過去に戻れるとしたら、


ピチピチ16歳くらいに戻って青春をもう一度しゃぶり倒したいとは思うものの



また大学受験をして、また友達に出逢い直して

レポート書いてバイトに明け暮れて免許取って就活し直して怒涛の新社会人をして今に落ち着くまでやり直さないといけないくらいなら


戻れなくてもまぁいっかと思う。


それ程度にはやってのけてきた過去ではあったのかもしれないな。








それでもやっぱり、振り返れば




あの時こういうことができたんじゃないか、

あの時間は無駄だったんじゃないか、


本当はこんなこともできただろうけど自分はやらなかった、

本当はあんなことがしたかったけど逃げた、


もっとあぁすればよかった、こうすればよかった

あんなことだってきっとできた、


やり直せるならあれはやり直しておきたい、

消せるならあの日はなかったことにしたい、

 



そういう思いは絶対0にはならない。


思えば思うだけ、探せば探すだけ

ちゃんと出てくる過去だった。


ちゃんとそういうものも抱えてる自分だった。





それなのにね


その思いがぱたりとなくなった。




もう全部の過去と、全部のわたしの決断と

消し去りたいあの日もやり直したいあの日も

一つ残らず全部、余すことなく全部、


よくやったと、よくぞその日を過ごしてくれた!と、自分を褒めてあげたいほどになくなった。






息子が生まれて、そう思えた。


毎日毎日息子の寝顔を見るたび、

息子の汗のにおい、ミルクの香り、小さい手、息子の持つもの放つもの全部に触れるたび




私の過去のどれかたったひとつでも

もしなかったら、違う選択をしていたら


たった1mmでも今とズレた過去を過ごしていたら



この香りも、この手も、この温かさも

全部全部絶対出会えなかったんだと思うと


もう、本当に胸が押しつぶされてしまいそう。





あぁこんなに自分のことも、自分の過去も

認められる日がくるなんて


そんな日を運んできてくれるのが息子だなんて

過去のわたしは想像すらしなかったのに。


願うことすら待つことすらしなかったのに。







一生ドラえもんは誕生しなくたっていいし


誕生するとしても私の前では絶対に

タイム風呂敷はひろげなくっていい。




どんな黒歴史もそのままで

どんな過ちも、どんな遠回りも、全部全部そのままで。


もうわたしは多分きっと、二度と

もしもあの日に戻ったらこうするのになって

思うことはないんだと思うんだ。


たったひとつでも変えたいと思ってしまったら

きっと息子は消えてしまう気がする。






わたしの過去も決断も選択も

全て正しかったと言ってくれてるように

息子が産まれてきてくれた。



息子が生きてくれてる限りずっと、

息子がわたしの息子でいてくれてる限りはずっと


わたしはわたしの過去を否定しなくて済むんだろうな。





でも、この先過去に戻りたくなる日、

ドラえもんに産まれてきて欲しくなる日は必ずきて


それは息子に何かあった時なんだろうな。

息子がわたしの手を離れる日なのかな。

息子が巣立っていくその日に思うのかな。


でも多分少なくとも自分のことじゃないだろうな。

息子を思う日に、はじめてそう思うんだろうな。





っていうこの感情、


文字にすると安っぽくなってしまうんだけど

自己語りの激しいやつみたいになってしまっているとは思うんだけど



でもはじめて出会った感情だったから。

残しておこうかなぁ、っと思って。







これから母親になろうかなって思ってる人もいると思うし

母親になるのが心配だっていう人ももちろんいると思うし


わたしもその道を経て今があるわけだけど




息子を見てるとさ、

その道すらその悩みすら通って良かったものだったんだなと思う。






夜だから語っちゃった。


今日水族館に行って幸せそうに笑ってくれる息子の笑顔を見たらもうどうしてもそういう温かい気持ちが止まらなくなっちゃってさ。





はぁ、息子が幸せだといいなぁ。


ほんと、最終的にはこれに尽きる。笑






明日も息子を笑顔にできるように

母ちゃん笑わせちゃうぞ〜〜〜〜〜〜!!!



   follow me & about me    ▶︎instagram : @164_1275 / @my_lu75
 ▶︎twitter : @164_1275(New!)
 ▶︎minne : @robin
 ▶︎Youtube :@ourvlog(New!)
 ▶︎Rakuten ROOM : @164_1275