出発1週間前、静かに高まる旅の気配

今日は音楽の話は出てきません(笑)。

気付けば、出発まであと1週間になっていました。
今月27日(土)に日本を発ち、ロサンゼルス—セドナ—ラスベガスを巡って1月3日(土)に帰国する予定です。(休みをフルフルに使って大丈夫かしら・・)。


夕方のセドナ、ボイントンキャニオン

 

20年越しの約束と、今年の慌ただしい日々

旅行を決めたのは今年の1月。まだ父が病に罹っていることも知らず、新婚旅行の際に「いつか再訪しよう」と夫と約束していたセドナに、結婚20周年を機に息子も連れて再訪することを計画しました。春にはエアーとセドナのホテル、レンタカーだけまず予約。

 

夏から秋にかけては実家の相続や母の生活を整える手続きに追われ、放置していた他の手配を11月末から慌てて始めたのでした。


12月には自分自身の資格試験(一次)があり、二次試験も1月に控えているので、金曜も23時までzoomで勉強会に参加。その前の日はプロジェクトの忘年会。更に、夫の仕事が多忙を極め、我が家には珍しくワンオペ状態になっています。


それで、ようやく昨日になってEチケットなどのバウチャーを印刷したり、モバイルバッテリーや写真バックアップ用のSSDをamazonで注文したり、旅行記のブログを読み始めたりしているのですが、なんだか実感が湧きません。

 

旅慣れた夫と、慎重派の私

「旅行なんてそんなもんだよ。地の果てじゃないんだから、現地でなんとかすればいいよ」と夫。


学生時代からバックパッカーとして世界各国を訪れていた夫は、いつもびっくりするくらい自然体で出発するのですが、私は対照的に調べまくって準備しないと落ち着かないほうです。


せっかく行くのだから味わい尽くしたいという強欲さが出ている私(笑)に対して、「調べすぎたらつまらないじゃない」とハプニングあっての旅行であると定義している夫。

 

そもそも新婚旅行では依頼した旅行会社が倒産して払い込んだ金額すべてが無駄になりました。南仏プロヴァンスを旅した時は、レンタカーから白煙が出て焦ったり、深夜到着したら宿泊予定のホテルが閉まっていたことも。


トルコに至っては、騙されて別の目的地でバスを降ろされたり、迎えの車が遅れてきたために飛行機に間に合わなかったり…想定外の出来事は枚挙にいとまがありません。


まあ、夫の言うように今ではすべて笑い話で、それこそが語り草として思い出になっているのですけどね。

 

思い出に投資するという選択と、今の幸せ

手配をしていると、アメリカの物価の高さに申し込みボタンを押すのを躊躇するほどですが、「DIE WITH ZERO」に従って、これからはコト消費・思い出作りのためにお金を使っていこうと決めた我が家。

 

息子を連れての海外旅行もコロナ前の2019年を最後に今に至っています。これから大学受験に向かっていくことを考えると、家族全員での海外旅行も最後になるかもしれません。

 

いろんな悩みや困難はありますが、振り返ると、これまでの人生で、今がいちばん幸せなのかなという気がします。


自分のだめなところを思って落ち込みそうになった時、「では、誰かほかの人の人生と変わりたいか?」と自分に問うたら、これまでの自分の人生でいいかな。こんな自分でもいいかな、と思えました。嫌なことや辛いことは記憶から抜け落ち、残るのは幸せな記憶だけ。これからの残りの人生を支えてくれるのは、きっと楽しかった思い出なのでしょう。

 

さあ、今日も準備を頑張ろうっと。
きっとこの慌ただしさも、旅が始まればすべて思い出の一部になるのでしょう。
家族で迎える特別な時間を、ひとつひとつ味わいながら迎えたいと思います。

 『セドナ旅行に行くことにしました』随分先ではあるのですが今年の年末年始はアメリカ旅行をすることに決め、旅行会社の方とご相談しながら予約金を払い込むところまでようやく辿りつきました。 いつも夏休…リンクameblo.jp