さあ、暑かった1日も、
もうすぐ終わろうとしているのに、
まだ炎暑の中にあります。
最近、歴史ブームなんて動きがありますが、
それは、戦国時代や江戸時代、
そんな見た目華やかな時代に限られています。
それも、歴史から何かを学ぶというより、
知識自慢や趣味の域を出ません。
その代わり、近現代史については、
知識も乏しいし、思考できない人がほとんどではないでしょうか。
本能寺の変や、関ヶ原の戦いについては熱く語れても、
5.15事件や2.26事件、広島や長崎のことを、
しっかり思考できる人は少ないでしょう。
原爆のことを全く知らない日本人留学生が、
ドイツにいました。
歴史を学ぶのも結構ですが、
趣味でオタクになるより、
肝腎なことを学ぶべきだと思います。
特に近現代史は重要です。
歴史は、暗記科目や趣味の対象ではなく、
思考能力を養う学問です。
今やこれからのことを考えるために、
それは必要なのです。
私は、学校では教えてくれないところは、
自分で何百冊という本を読んで勉強しました。
それが、ドイツでとても役に立ったのです。
まずは、己れを知ることです。
では、また後ほど。