皆さん、こんばんは。
今日は、月がきれいな夜です。
この時間はもう沈んでいるかもしれませんが。
先ほどの大規模停電騒動。
風呂に入るために、お湯を出そうとしたら、
給湯器の電源が切れていました。
ほんのわずかな時間だけ、
停電していたようです。
事業所には「グループワーク」というプログラムがあります。
まさに、グループを作って、共同で一つの作業をするということです。
今日は少し変わっていて、
一つの地図を作るという作業でしたが、
発言する時に、必ずリーダーの許可を得ること。
リーダーが時間で変わること。
自分だけでなく、相手を立てるということが求められました。
もし、リーダーが一人だったら、
私がリーダーになっていたと思います。
日本人の文化は、自分を引いて相手を立てること。
欧米の文化は、全く逆のことです。
私は、ドイツに留学して、
とにかく、自分の立場を確立するように、
時には、相手の発言を奪うくらいに自己を主張することを鍛えられました。
日本に帰ってきて、なんでも「協調性」を重んじる日本の文化に違和感を感じるようになり、
その溝がだんだん広がって病気になってしまった、
という経緯があります。
もともと「協調性なし」という烙印を押されてはいましたが、
日本の悪い部分ばかりが目につくようになってしまった。
そうやって、おかしくなっていったのです。
だから、今日のような作業は、
苦手なのです。
苦手だから、訓練する意味があると思います。
得意なことに逃げていたら、進歩はありませんから。
それでも、自己を出すことはもっと必要だと思います。
今日本が国際的な舞台で弱いのは、
自己を出すことをしないからとも言えるのでしょう。
でも、それが日本社会では「でしゃばり過ぎ」と言われています。
つまり、この両者の兼ね合い、
使い分けが必要だということですね。
ただ、私の場合は「でしゃばり過ぎ」な部分が強い。
もちろん、それは良いことだと思います。
あとは、人の意見に耳を傾け、
まとめ役になっていく。
それが必要なんですね。
難しいからこそ、やりがいのあることです。
自分の中に、ドイツと日本の2面が存在する。
その制御が難しいのです。
真ん中が選ぶのが苦手な性格でもあるので。
困ったものですね。
では、また。
小木曾より