いつもKindleで読んでいるので、単行本発行日より遅れるんですが、予約してたら勝手に届くのにし忘れていて読んだばかりです。


久々にNICUにいた新井先生がでてきて、在宅子どもとその親である夫婦関係や事件が、描かれています。
煮詰まった方の内容なので、大丈夫な時に読んだ方がいいかな。
でも、これから在宅でなく、今在宅の人なら大丈夫というか…ああ、と思えるかも。

私は産後一週間ほどで、当時既刊のコウノドリや13トリソミー、その他施設などの本も読んでしまっていたので慣れてます。
里帰りで親も打ちひしがれ配慮必要だったし、私しか環境整えられないのでとにかく実際の生活の情報が欲しかったし、選択肢を見極めてたり。
私は祖父の自宅介護や祖母の施設利用からの最後も経験があったので、その分罪悪感を持ちやすいものがわりと少ないと思ってます。
現実と、最期をもう知ってるから。
だから、小児科の先生も看護師さんもすっごく優しく感じる。


そんなことはよくて、在宅というものをコウノドリを読み続けてくれてる人にも伝えてくれてるのが嬉しかったです。
明るく振る舞うほど、在宅は外から見たら家でゆっくりしてるだけでしょとも言われてしまう傾向があったりしますから。
お兄ちゃんの学校関係とか他の交友関係で、ニコニコしてるから気安く在宅についてきいてもらえて、サラサラと生活について答えると、大抵それは大変ね!という反応をいただきます。

ただ子育てでする事と同じようでも、一つ一つ要求されるものはやっぱり違いますよね。

大変ですよ、うん。
大変だーって言ってもいいですよ。
不安や疲労が強くて夜眠れなくても、病院にかかれば処方される薬は意識鈍らして寝易くするのだと思えば、鈍くなったら死んでしまうからのめないから行けない!という時期もありました。
そういう、当たり前のことに似ていても違いが大きなことを、読んだ方が知っていてくれるかもしれないと思うと少し気が抜けるかもしれない。
そんな内容でした。



今年はみかんは入院もその期間も少なく、一番家にいる時間が長くなっています。
一昨日も発熱しましたが、戦えて、下がっています。
年明け2月には尿管の逆流の経過をみる検査入院の予定がありますが、少しずつまた楽しみを増やしていけたらと思います。
あ!滑り込みでスプラッシー届いて使ってます。
またそれも年明けに。


やっとぐうたらできて、噴出するものもありご心配をおかけしてしまった一年でありました。
来年は距離感を大切にまた新たに色々構築したいと思っています。
皆さま諸々の悪いものは今年においていき、よいお年をお迎えくださいおねがい