中国とは面白いところで４０００年の歴史がありながら土産物が少ない。。。
思い浮かぶのがお茶くらい。。。
他は法律に引っかかるブランド物のパチ物や、海賊版DVDなど、
あと漢方薬もあるかな？
本当に何もないんですね。
中国に３年滞在し、そのあとも何年も訪中しているんですが
毎回お土産はお茶とタバコくらいなんです。
確かにいろんな物が売られている中国ですが、高いものから安いものまで
値段の差があまりに極端すぎてずっと住んでいた私は中国で物を買おうなんて気になれないのです。
まがいものがあまりに多いというのと、
衣食住にかかわるものだけであとは目利きと運だけ。
どれが本物で偽物が、わかりませんから。
大きなデパートから小売りまで、街中に氾濫しているなか、
こんなものもあるんだ！と久しぶりのヒットはタバコ屋さん。
しかも葉っぱ売りのタバコ屋さん！
巻煙草にしたり、キセルをつかって吸ったりと、
まさに原点のタバコ！
これはおもしろい！
日本に持ち込む場合タバコの本数なんかで課税の対象になりますが、
これはどうなんでしょう？
中国人研修生が大量に買って日本に持っていくといってましたね。
しかし見た目は葉っぱ、間違えられたら大変です。
そのものですから。
よく聞きます。
その国の文化を知るには市場に行くといい！
中国も同様で市場に文化が根強く残っていてある意味集約されています。
商魂逞しい中国人、売り手買い手の値段交渉の駆け引き、
遠い昔のシルクロード全盛の時代も同じような風景が当たり前だったんでしょう。
昔ながらの文化、商売が残る中国と、
改良され信用商売が当たり前となった先進国の商売、
根底が違うためにどちらが正しいとはいえないですね。
日本人から見た中国はありえないことばかり。
しかし外国の人からみた日本もありえないことばかりと写っていることにほとんどの日本人は気が
付いていません。
ガラパゴス携帯などという言葉が代表的なものでしょう。
過去の先進国が独自の進化をとげ、
日本だけの価値観で世界からまったく目を向けられない、必要のない最新技術を次々に作り出し
ていく。
そう考えれば日本は中国の文化、一般的なことをとやかく言うこともできないんですしょうが。。。
中国擁護とはとは違うんです。
あまりに世界を、世の中を知らない日本国、日本人が多いということを言いたいんです。
日本に住んでいて今は不自由がないから別にいいじゃない！
そう思っていても、いつ鎖国が解かれ大量の外国人が入ってくるかもしれない現状が来ている中で、
あまりに呑気すぎる日本人、日本の常識、世界の非常識が凝り固まってることに危機感を感じるんです。
報道にしても偏り過ぎていることに気がつかずそれが真のように擦り込まれていく。
何を書きたいのかが分からなくなってきましたが、
ようは固定概念を取り除き、視野を広げなければ！
与えられた情報、環境がすべて正しいと思う考えを見直さなければ先進国が後進国になってしまうということ。
便利なものが氾濫しすぎて目の前の単純なことにも考えることができなくなるのですから。
今の世の中、電気がなくなるとどうしますか？
通信網がハッカーに乗っ取られて使えなくなったらどうしますか？
自己防衛さえできず一部特権を持っているものだけが日本をいとも簡単に麻痺に追い込むことができます。
今回の訪中、最大の収穫は自分の中の自己防衛能力の欠如、
身近な物への関心、考えることの欠如、
そして商売の原点、儲けること！
改めて行って良かったと思えるものとなりました。