極寒の街を裸で歩く。。。 | USA発・塗装屋ブログ!

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㈱川田塗装代表 プロタイムズ大分北店代表のブログ。

塗料メーカー出身、中国帰りの塗装屋さん。

下地処理にこだわりを持ち、世界の塗料に視野を向け、
日々啓蒙活動に勤しみます!

まだ中国に住んでいた頃、


同居人が引っ越しし私一人で住んでいた時のこと、


前日に深酒をしてしまい、


酒残るまま部屋の掃除、


テーブルクロスの埃をはらおうと玄関の外に出てパタパタ。


つい癖で玄関のドアを閉めてしまいました。


(ノ゚ο゚)ノ


ここは中国、玄関にドアノブはありません。。。


そう、私はパンツ一枚、スリッパで外に閉めだされたわけです。。。


あわてても後の祭り、


さすがにパニックになりました。


どうしよう?


その時の気温がたぶん2、3度だったと思います。



携帯電話も家の中、


考えたことは一番近くの友達の家に避難!


しかし、そこは1キロ以上離れた場所、


しかも街の中心部、


途中にバス停あり、公安もあり、非常に危険。



外に出て路地を歩いていくと、


通勤ラッシュということもあり人が多い。


そんな私の恰好は、


裸にスリッパ、テーブルクロスを体にまとい、


ルンペンの多い中国でもさすがにこの格好はないだろう?なもの。


激熱な視線をガンガン感じながらそそくさに歩く姿はさぞ滑稽なものだったでしょう。



こんなときに限って車道は大渋滞、足早に信号無視して中国人張りの横暴さを出しひたすら歩く!


公安前は走り、見つからないように友達の家に行き、


驚く友達に服をかり、前同居人に連絡してもらい鍵もらい、


やっとの思いで自分の家に帰ることができました。



人間極限まで追いつめられると感覚が麻痺するんですね。


気温2、3度でも寒かったという認識はなく、


とにかく恥ずかしい!!


それしか覚えていませんね。



今朝の寒さ、今週は最低気温がマイナスの予報の九州で、


ふと中国での出来事を思い出してしまいました。