こんにちは。
歌のコーチ、金丸悠子です。
ご覧くださいましてありがとうございます。
前回の【鬼個人的視点】プロの皆さんの共通点① を
たくさんの方に読んでいただきましてとても嬉しいです。
ありがとうございます!
その、①に今回お話する“プロ”がどのような定義なのかを綴ってあります。
読んでいただいた上で②へおすすみいただく方が、
より鮮明に伝わると思われます。
今回も①に引き続きまして、
レッスンを通しての鬼個人的な感触です。
あってる/あってないではございませんゆえ悪しからず♡
では、早速、
プロの生徒さんの共通点2つ目です。
表現について考えたり、実際に演奏や演技するときに、
お客さんやクライアントさんのことが視点に入っている。
です。
当たり前といえばそうなんですが、
自分が20歳の時を振り返ると
「お客さんに楽しんでいただけたら嬉しいな!」くらいの漠然とした願いのみ。
具体的な戦略は考えておりませんでした。
また、ご趣味で歌ってらっしゃる生徒さんに、
「あなたの表現の目的はなんぞ?」と質問すると、
自分がどう歌いたいかに集中なさっていることが多く、
お客さんが不在のケースが多いのです。
(重要:それが悪いわけではございません♡目的は人それぞれ♡)
自分はお客さんに何を伝えたいのか。
お客さんにとっての自分はどういう役割なのか。
お客さん(クライアントさん)は何を求めているのか。
を、ものすごく意識しています。
表現する内容が自分自身の気持ちであれ、役の気持ちであれ、
己の表現をお相手に伝えたいと思っているし、
表現することで、どんな影響を与えるかを意識しているんですよね。
とにかくいろんなことを考えながら、試しながら、表現してるんです。
①でお伝えした「気持ちのええ子やな〜」は、
割とプロ・アマ関係なく、多くの生徒さんたちにも言えるんですけど、
②の方はプロチームに顕著な特徴です。
確かに、表現がお仕事の皆さんですから、
お相手のオーダーに応えたり、喜んでいただかないと成立しない訳ですよね。
例えばお客さんが明太子のパスタをオーダーしてるのに、
料理人が自分がミートソースを作りたいからと言って
それを提供したらお商売が成立しませんね。
(稀ケースで、極上ミートソースが出てきたら、
お客さん納得+感激→成り立つ場合もあるが、
そういう料理人は明太子パスタも作れる気がする)
わたしは自分が演者(歌手)の場合、
役で歌うことはなく、自分自身で歌うのですが、
「お客さんに楽しく、気持ちよくなっていただきたい」
「感情の旅行をしていただきたい」
と願っておりまして……
(まず自分が気持ちよくなる必要アリ)
(気持ちよくなる自分と、それをチェックしてる冷静な自分がいる状態が理想)
ここがゴールですので、辿り着くための逆算をします。
例えばライブを開催するとして、
誰と演奏すると気持ちよくなりやすいか、
選曲は? 構成は? 衣装は? などなどを算出します。
そして、恐らくは同じ目的(気持ちよくなりたい)のお客さんが、
ライブを観に来てくださっているのではないか? と考えています。
とてもありがたいことです。
こんな感じで、プロの生徒さんにお話を聞くと
一人一人に、表現の目的や方法があるんですよね〜
とても刺激に勉強になります。
みんなにそのことを聞くのがとても楽しいです。
ということで、
プロの皆さんに共通して感じるポイントふたつめでした。
ほかにも「なんか知らないけど、本番が1番輝いちゃう」
「当初の予定と異なっても、その場で出来る最高を探して楽しむ」
「エナジー圧がすごい」「負けず嫌い」もあるかな〜。
ブログには書けない濃いお話もありますので、
ご興味のある方はぜひレッスンにいらしてくださいませ!