こんにちは。

歌のコーチ、金丸悠子です。

ご覧くださいましてありがとうございます。

 

 

最近初めてレッスンをしに来てくださる方が多く、

とてもありがたい状況に感謝をしております。

 

レッスン初回は呼吸のお話をすることがほとんどです。

なぜかと言うと、呼吸は全ての表現のベースに流れるものだから、

とわたしは考えます。

 

呼吸方法や考え方は講師の数だけある、

と言いましょうか。

 

どの方法が正しい、正しくないの視点よりも、

表現者ご本人の身体にしっくり来た方法で呼吸なさるのが

ベストではないかと思います。

 

さてさて、わたしがご案内しているのは、

シンプルにこんな感じです。

 

「吐ききって緩める、すると自然に空気が入ってくる」

 

これです。

 

いろんな先生方に教えていただいたり、

自分で実験をして編集した、今現在の方法がこちらです。

(日々の研究は続いております)

 

まず、肺に入ってる息を吐く。

これ以上息が出ないところまで行ったら、

吐くために入れている力を緩める。

すると勝手に空気が肺に入る。これだけです。

 

読んでくださっているあなたも、ぜひ今実践してみてください!

 

ただ、どう吐いているか、

力を緩めるとき緩めきれているか、

自然と空気が入るはずのところ、

「吸うぞ!」と肩や首の力を使っていないか、などなど……

 

生徒さんの普段の呼吸の仕方を見せていただいたり、

身体の動かし方の癖や、硬さを拝見し、

アドバイスさせていただいております。

 

みなさま、一人一人違う人間ですので、

呼吸にもそれぞれ個性があります。

個性はそのままに、身体を活かして呼吸を整える感覚です。

 

自然に息が入る感覚を得ると

生徒さんが「あ、今、深く入りました!」と瞳を輝かせて教えてくださいます。

息が深く入る呼吸を続けることで気持ちが落ち着いた、とご感想もいただき

大変嬉しいです。気持ちと呼吸ってつながってるんですよね。

 

自分の呼吸を自分でコントロールするのは、

歌のような表現以外の部分でも、

日々の生活を送るにおいて非常に重要だとわたしは考えております。

 

まずは呼吸を掴んでみませんか?

 

そして、吐く息に声や音や表現を乗せる。

 

本当に疲れた時の「あ〜」は、

「あ〜」を発声する呼吸の段階で疲れている呼吸のはずです。

嬉しい「あ〜」、悔しい「あ〜」、とそれぞれの呼吸は、

身体を動かす流れは同じでも、気持ちや息の速さは異なると思います。

 

まずは喜怒哀楽を乗せない“ゼロの呼吸”に、

身体を慣らすことをお勧めいたします。

 

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