私は毎年必ず一つ大きな損切りをしてます。

 

2020年は、コロナショック時に保有していた三菱地所と三井不動産を狼狽売りしてしまい、約100万円の損切り。三菱地所は、取得単価1,800円くらいだったのですが、20年3月に一時1,200円まで下げてしまい、どこまで下がるかわからない恐怖を感じてしまい狼狽売り。1年後の21年3月には、2,000円弱まで戻していたのでそのまま持っていれば良かったのですが、20年3月は、米国市場で何度もサーキットブレーカーが発動するもので、完全にあたふたしてしまった感じです。➡The 狼狽売り

 

2021年は、友人が儲かった言っていたので深く調べもせず上場したばかりの中小・中堅企業や医療機関を顧客に持つPR会社のEnjinの株を購入してしまい大火傷。株式公開して2,000円ちょっとで初値を付けた後、4,000円まで急上昇し、その後いったん3,200円くらいまで下げたものの、また4,000円台まで盛り返したのを見て、まだ上がるだろうとその後、難平買をし続け、結局株価は戻ることなく、損失100万円で損切り。。。先ほど久しぶりに株価を見てみたら1,000円になってました。。。。➡人のお勧めに手を出すと火傷する。

 

2022年は、2020年にコロナ禍でサイクリングブームが起き、自転車のあさひが株価を上げていたので、私も参戦したのですが、参戦直後から下げ続け、その後2年ほど難平買いをし続けたのですが、その後上昇することなく、ついに損切り。。。あさひも約120万円の損切りでした。先ほど久しぶりに株価を見たら私が損切りしたのと同じような1,300円弱でした。復活の兆しなし・・・。➡下手な難平、素寒貧

 

そして、2023年。今年もついに損切りを実行。今年はエムスリーが対象となりました。ちょうど一年ほど前に4,000円を割った時にコロナ禍真っ最中の2021年につけたピークの1万円の印象が強く、ピークの半分以下になっているので割安に感じてしまい、ついつい買ってしまったのが失敗の始まりでした。結局その後、何度か難平買いをしてしまったものの、先週150万円の損切りを実行してしまいました。。。➡下手な難平、素寒貧 Again

 

株式投資をやっていると毎年失敗と学びがあるものですが、今年は少しだけ成長していて、昨年までは損切りする時に同時に含み益が出ている銘柄を売却して、利食いと損失確定を相殺していたのですが、今年は含み損の処理だけにして、含み益が出ている金融・商社株はそのままホールド。含み益が出ている銘柄は、将来上昇が見込めるいい銘柄を保有し続けることになるので、いつかは損切りしたものも取り返せると信じてます。

 

しかし、株は、含み損が増えるのはあっという間ですが、含み益は少しづつしか増えないなと実感してます。「上げ100日、下げ3日」とはまさにその通りですね。相場格言は、過去からの多くの投資家の屍のうえに出来たものなので、本当にその通りだなと感心します。

 

おわり