4月に訪れた秋田県田沢湖畔の神社仏閣巡りです。

「浮木神社」(うききじんじゃ)

正式名称は 漢槎宮(かんさぐう)といい

田沢湖畔の潟尻に立つ、白木造りの現代的な感覚の社殿です。

流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものといわれています。


鳥居と拝殿


御祭神は、田沢湖に伝わる「たつこ姫伝説」による辰子を御祭神・金鶴姫之命として祀っている。

八郎潟の龍神だった八郎太郎と田沢湖の湖神・辰子の恋物語の伝説が残ることから、縁結びの神様としても知られている。



漢槎宮の説明


拝殿扁額


狛犬


お守り

全てが上手くいくのかっぱ↙御守


御朱印



瑠璃色の田沢湖は

周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖です。水深423.4メートル、日本一の深さを誇っています。




日本百名月より


田沢湖は、最近まで魚がいない湖でした。それは、酸性の強い玉川の水が”田沢湖”に流れ込み、魚が住めない環境になったからです。最近、山梨県で秋田県で全滅したクニマスが発見されたと話題になりました。秋田県でクニマスが全滅したのも、この理由によります。
しかし今では、玉川に酸性の水を中和する施設ができ、徐々にもとの環境にもどりつつあります。


辰子像



辰子はその昔、美しさを永遠に保とうと百日百夜の願いをかけ、満願の夜に「北に湧く泉の水を飲め」というお告げどおりに泉の水を飲みつづけ、龍になってしまったと伝えられています。


このあと辰子姫を祀る「御座石神社」
(ござのいしじんじゃ)へ向かいました。