更新が遅くなりましたが、16日に国立の大きな病院でお腹の子を見てもらってきました。

色々自分で動けるようになったことで携帯を触れる時間がとーっても減ってしまいました…
昼間動く分、夜は息子とともに就寝です…
でも、ようやく自分で動いて家事ができ、息子とも遊べて、動けない罪悪感から解放されています。

16日は14時からの予約だったのですが初診で手続きがあるため13時半までに行くようにとのことでした。(さすが大きな病院…)
遅れてはいけないということで少し早めに行き、13時半には受付し、手続きを終え、診察を待つのみの状態でスタンバイ。しかし呼ばれたのは1時間後…。14時からの予定だったので30分は待つことを覚悟でしたがまさかの1時間。心配で不安で緊張してて、一言も発さない夫婦が椅子に座って1時間。長かったです…。
ようやく呼ばれてエコー。すぐに性別って聞かれましたか?と聞かれ、まだだとお伝えすると、最初にみせてくれました。
性別は………男の子です!!
息子くんが女の子と言っていたし、中国式産み分け表でみても女の子だったし、男兄弟を育てるイメージがなかったし、なんとなく女の子のイメージしかなかったので…男の子と聞いたときはちょっとびっくりしたしなんだか笑ってしまいました。

そしてすぐに、息子と同性か…何か病気でも見つかって十分に体を動かしたり、病院通いが続くような生活だったらこの子はお兄ちゃんと自分を比べて辛い思いをしてしまうのでは?そうならないような声がけ、関わり方をしてあげないといけないな…と診察中グルグルと考えてしまいました。そしてなにより、どうか重たい疾患がありませんように、と祈って祈って祈っておりました。

2人体制でみてくれていましたが、色んな先生が変わる変わる様子を見にきます。エコーをしてくれる先生が何やらぶつぶつ言って頭を悩ませている様子。性別を教えてくれる時以外はエコーの画面が見えず、ただただ横になってお腹をだしてじっとしている私。あぁ、何か見つかったんだと不安が募ります。相変わらず看護師さんなのかお医者さんなのか色んな人がカーテンを覗きにきます。そしてそのうちの1人が入ってきて一緒にエコーを診始めました。何やら色々見える見えないだのよくわからないアルファベット3文字の言葉を並べたり、んー…と2人で色んな角度からエコーみて難しそうな話を続けています。

先生から、
「前の病院ではなんといわれてますか?」

「羊水量が少し少ない気がするということと、心臓の血管がクロスしていないといけない部分が角度によってはちゃんとそうなっているように見えるし、なってないようにも見えるということと、左心室が少し小さい気がすると言われています。」
と私。

「じゃぁ私達と考えていることは同じか…」
とまたエコーを見続けます。

そしてエコーが終わり、説明してもらう部屋まで行き呼ばれるのを待ちます。
時計をみると、なんとエコーだけで約1時間。旦那さんに聞くとそのうちの30分は心臓を診ていたそう。
「機械の性能がすごいよ。まだ赤ちゃんが小さいのにその赤ちゃんの心臓だけが画面いっぱいにうつってて、すごく鮮明になってたよ。しかもこんなにじっくり診てくれるんだね。」
と驚いていました。

私は待合室にいたあの1時間に比べ、祈ってばかりいたエコー中の1時間はあっという間。もうこんなに時間がたっていたの?!と驚きました。
そしてこれだけしっかり診てくれたのだから、どうなるにせよ安心だなと思いました。
何も問題がないと言われれば安心だし、何か疾患が見つかっても生まれる前から分かっていれば心づもりと出来る限りの準備ができるからです。

ちなみに検査の結果がどうであれ生まれてきてほしいというのが私達夫婦の意見です。これだけ微妙な感じできていれば、いまから異常が見つかってもそこまで重大なものではないのでは?という思いもありましたが、なんとしても今度こそは生きて生まれてきてほしいという想いが(私もきっと主人も)大きかったです。

説明までに少し待合で待ち、ようやく呼ばれて先生のいる部屋に行きます。

「羊水量は多い方ではないけれど異常なほどの少なさではないので大丈夫かと思います。左心室の大きさは問題がありません。心臓の血管についてですが、頭の方からみると正常な位置に血管があるのですが右心室から出ている体全体に血液を送る大動脈という血管がうまくうつらないです。血管が細くなっていたり、ふさがっていたりすると左心室と右心室を仕切る壁に穴があいていたり、血液の逆流がないとつじつまが合わないのですが、そういったことは見受けられませんでした。なのでみえにくいのは、そういったことが必要ないレベルで少し細いだけなのかなと思います。28週頃だと心臓が大きくなってきて見やすくなるので、妊婦健診はこれまでどおり通っていた病院で行い、胎児が28週になる2ヶ月後にもう一度みせにきてくれると安心かなと思います。その結果次第でうちで産むのか今の病院で産めるのか判断しましょう。」
とのことでした。

「明らかな異常ということではないですか?」
と旦那さん。

「明らかな異常は見受けられませんでした。私たちから羊水検査などを進めるかというと、羊水検査で見つけられる病気は限られているし、今回それを私から勧める必要ないかなと思います。」
と先生。

診察が終わり、帰りの途中明らかな異常がないみたいでよかったねとホッとした様子の旦那さん。私はというとなんだか釈然としないし、モヤモヤは晴れない感じでした。結局よく分からず再診じゃんとむくれておりました…
たしかに重大な疾患はなさそうです。そこは心底ホッとしましたが、娘は何も異常なく急に逝ってしまった。きっと私は無事に生まれるまでずっと不安な気持ちを抱えるんだと思います。それに娘は26週で亡くなりました。そこを超えた28週というのは私にとってはかなり大きな壁です。それまで無事に生きていてくれるといいけど…と、偏屈な気持ちになってます。

とりあえず、今の病院で言ってもらえたいってらっしゃいにただいまと言えるようで嬉しい気持ちです。次は6月10日に妊婦健診です。ここ数日外出血も治ったので次に病院に行くのは6月10日だといいなと思っています。大きな病院に行くのは7月22日です。

どうか何事もありませんように。無事に生まれてきてくれますように。


帰ってきてからお腹の子が男の子と聞いて、
「こうなったら女の子が生まれるまで頑張る?」
とか言い出す旦那さん…怒
「こんなしんどい思いするのはもう十分です。」
と丁重にお断りしました笑
無事に生まれてくれれば性別は大きな問題ではないです。男兄弟、家が動物園化しそうで楽しみです笑

そして私の入院中周りの大人の言うことをよく聞き、お利口に過ごしてくれ、退院してからもなかなか外に連れ出してあげれないのにニコニコと過ごしてくれる息子君に感謝の気持ちを込めてプレゼントをすることにしました。

今夢中な警察官と工事現場をレゴデュプロで。一緒にお片づけが楽そうなプレイマットも。


緑色のバケツはお下がりで持っていたのですが、自分達での購入は初めてでした。
渡した時の笑顔ったらなかったです。息子は昨日今日とずーっと遊んでいました。室内遊びだけでお昼に寝落ちしたのはここ最近ではなかったです。それだけ想像力を働かせて頭フル回転してたのかな。プレイマットも紐を引っ張るだけでお片づけができるし、室内遊びが充実して良かったです。


〜余談〜
旦那さんに何を買うかどれくらい買うかを相談したら、
「私に任せるよ、長い目で見たら安上がりだよ。どうせ下も男の子なんだから。長いこと遊ぶでしょ。」
と…笑
無事に生まれてくれればどちらでもと言うけれど、さっきの発言といい、やっぱり女の子も育ててみたかったのかな…笑

私の子どもの髪の毛を結う夢は、私が死んだら娘にやらせてもらおうと思います笑