今回の『のぞき魔事件』のことを、実家の親に全部報告した。
うちの親は、たいそうビックリしたが、一言
「なんであんたは、いつもこういう事件めいたことに遭遇するのかねぇ?」と言った。
確かにそうなんである。
以前にも書いたことがある、『同級生に襲われた事件』 もそうだった(←クリックして読み返してみよう!)
他にも、ちょっと変わった体験もした。
今日は、そのときのお話。
私は結婚したてで、今よりも7、8キロは痩せており、ミニスカートも普通に履いていた、若かりし頃のお話だ。
結婚してデパートの社員は辞めていたが、ときどきバイトとして、白のブラウスに黒のミニスカートを着て働きに行っていた。
その日も私は、デパートのバイト帰りで、いつものように駅前のダ○エーで晩御飯の買い物をしていた。
帰りも遅くなっていたので、今日は簡単な出来合いのおかずでも買って、あとは牛乳をかごに入れたら終わりにしよう、と牛乳コーナーに向かった。
どの種類の牛乳にしようか迷っているときだった。
ふと、横を見ると、知らない男性が真横に立っていた。
この人も、どの牛乳を買おうか迷っているのだな、と思った。
私が骨太に決めて、それに手を伸ばしたときだった。
その男性は、それまで肩にかけていた大き目のショルダーバッグを、私の足元にドンっと置いた。
その人、牛乳を取るのに、バッグが邪魔なのかな?と思った。
でもそのバッグ、あまりに私の足元に置くので少々邪魔だった。
なんだよ、そっちにスペースあるんだから、なにもこんな所に置かなくても・・・。![]()
私は少々不快に思いながらも、牛乳をカゴに入れた。
と、横を見るとその男性はショルダーバッグをまた肩にかけ、足早にそこを去っていくではないか。
なんだ?牛乳が欲しかったわけではなかったのか?
そのとき、今の男性の行動があまりに不自然だったことと、なにかしら違和感を感じたのだ。
そう、男は買い物カゴを持ち歩いていなかった。
なんだか嫌な予感がした。
心臓がバクバクした。
あいつ・・・、どこへ行きやがった?
ウロウロ探してみたが見当たらない。
とりあえず会計をすませなければ、と思いレジに並ぶことにした。
あ
・・・。
見つけた!![]()
あの男が3つ隣くらいのレジにならんでいたのだ。
しかも、そいつの前にはマイクロミニ(超ミニスカートのことね)を着た若い女の子が、まったく後ろには気付かない様子で友達とおしゃべりに夢中だ。
やっぱり私の嫌な予感は当たった。
男は、ショルダーバッグを女の子のスカートの下まで持っていき、そしらぬ顔で列に並んでいた。
あの行動を見れば、だいたい想像はつく。
あのバッグの中身はおそらくビデオデッキだ。
あいつ・・・。
盗撮魔だ ![]()
そう確信したとき、私はどうしたらよいか迷った。
このことを誰かに知らせなければ・・・。
警備員か誰かいないのか?キョロキョロ探した。
そうこうしてるうちに、レジの順番がまわってきてしまった。
急いで金を払い、買い物したものを袋に詰め込んだ。
あいつはまだいるのか?
さっきの列を見るため振り返った。
しまった
いない!
がーん
マイクロミニの女の子は、知らぬが仏という感じで、あいかわらず友達とおしゃべりに夢中。
あいつ、さっさと次の獲物を探しにいったに違いない。
くっそー
・・・。
この私のスカートの中を盗撮しやがってー
この日履いてた黒のタイツ(冬だったので)は
お尻の部分に伝線がいってておっきい穴があいてたんだよー!
スカートの中を覗かれることよりも、
このタイツの穴を見られるほうが、めちゃめちゃ恥ずかしいんである
こうなったら、絶対見つけてやる!アンニャロー![]()
私は、そのあと必死でウロウロその辺の店を探し回ってみたのだ。
そしたら、いたのだ!
やっと見つけた。
今度は100円ショップの中にもぐりこんでいやがった。
まだ、不自然にバッグを抱え歩いて物色中といったかんじだった。
100円ショップには、女性の客が多いのだ。
よし、当分この中にいる気やな、と悟った私はその辺を歩いていた店員の女の子を呼び止めた。
「あそこにいる、青いチェックのシャツを着てる男わかりますか?あの人のショルダーバッグの中身はたぶんビデオデッキです。さっきから、スカートの女の人の盗撮をしてるようなんで、私はずっと後をつけてきてたんです!」
と説明した。
店員もビックリした様子でしたが、なんとなく信用してくれた。
しかし、私も買い物袋をさげながら、この男をつけ歩いてかなり時間を費やしてしまった。
このまま男を捕まえるまで、ここにいるわけにはいかなかった。
一応主婦だし、ダンナも私が遅いのを心配しているかもしれない。
まだ携帯電話を持ち歩くような時代でもなかったのでね。
結局、後はまかせることにしたのだ。
その店員さんは、男性の社員を呼んできてみます!とは言っていたがそのあとどうなったかはわからないままだ。
今から考えれば、あの後私は交番に行って警察官を呼ぶべきだったのかなぁ。
あの男性が持っていたビデオテープを調べれば、現行犯でなくとも証拠があるので捕まったのではないだろうか。
しかも目撃していた私もいるし、そのビデオの中をみれば、きっと破けたタイツをはいていた私のスカートの中もうつっているだろうし・・・。(;^_^A
でもあの頃は若かったし、こういうことに関わるということに、恐い気持ちがあったのは確か。
しかしあの男を、尾行してたときのドキドキ感は忘れられないなぁ。![]()
とまあ、思い出せばこんなこともあったなぁ、と思って書きました。