布団屋のおっちゃん | 陽気な主婦は何なサル?

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ゆうすけの保育園には週に1回、お昼寝布団を乾燥してくれる業者が来る。

みんなその業者のおじさんのことを、『布団屋のおっちゃん』と呼び、馴染んでいる。

ただ、その布団屋のおっちゃん、声がでかい。

そして、近所のカミナリおやじっぽく、いたずら小僧がいたら、容赦なく怒り飛ばす。

ごるらぁ~~廊下走るなー!!」ってなかんじで。

そんな人、世間では必要な存在なんでしょうね。

どんどん怒っちゃってくださいよ、って言いたい。


まぁ、そんな感じなもんで、おっちゃんを恐がる園児が半数以上の割合(らしい)

その中に、うちのへたれゆうすけも当然のように入っておりまして。

毎朝言います。

「今日、布団屋のおっちゃん来る日?」って。

「今日は来ないよ!」って言うと、安心するみたい。


あんまりそんなことばかり気にするので、パパとママは思いました。

布団屋のおっちゃん・・・、こいつは使えるぜ!っと。


「ほらほら~ぐずぐずしてると、布団屋のおっちゃんが遅い子誰だ~?って来るよ!」

とか、何かにつけて布団屋のおっちゃんを引き合いに出すことで、段々言うことを聞くようになってきました。

おそるべし、布団屋のおっちゃん。

まるでナマハゲあつかい。





で、今日は金曜日。

その布団屋のおっちゃんが来る日だったのです。

朝から園庭に布団乾燥の車が駐車してあり、おっちゃんがせかせかと布団を運んでる姿が見えました。


それを見つめるゆうすけがテンション下がってきました。

「い~~や~~や~~」

う~、普段引き合いに出すには便利ものなんだが、こういう時が困ります。

「ゆうちゃん、こんなとこ(玄関)でぐずぐずしてると、おっちゃん来ちゃうよ!早く上靴履いて教室行こうよ!」

などと言いながら、なんとか教室へ。

そしたら、これからみんなで園庭へ出て遊ぶとのこと。


園庭にはおっちゃんが。

「い~~や~~や~~」

さらになゆうすけ。

「大丈夫、おっちゃんは悪いことする子にしか怒らはらへんねんで、ええ子にしといたらなんも言うてきいひんよ!どーもない、どーもない」

「泣いとったらあかんで!泣いたら寄ってくるかもしれんしな!」

おっちゃん、なんだか猛獣あつかい。


なんとか先生に手をつないでもらって、園庭まで行ってました。

おっちゃんがいる前を通るときは、先生のお尻にかくれてコソコソしておりましたが。



ま、当分このおっちゃんは使えそうやな。