ヤブ医者ネタ | 陽気な主婦は何なサル?

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前日のブログのコメントにヤブ医者の話題が出ていたので、ちょっと思い出したことがあった。

今日はそのネタを書くことにする。(ちょっと長いよ)

3年前の6月頃だったか、私はanegoの紹介で、結構実力のある先生がしてくれる、足ツボマッサージというものに行ったのだ。

足ツボは以前から興味があり、体の悪いところがわかるというので、それも知りたかったしわくわくして行った。

先生は私の足をゴリゴリしながら、「肩凝ってるね~」とか「婦人病はなさそうやね」とか言ってくれる。

だいたいがイタきもちいい

じんわり汗がでてM女の私にはちょうどよかった。

最後のほうで

「ん?ここ痛い?」と聞かれた。

右だったか左だったか忘れたが、足の土ふまずのあたりである。

「あ~痛いです。かなり」

「今度ね、もしも健康診断なんか受ける機会があったら、胆のうをよく診てもらいなさい。胃の上にある臓器だからね!」

「たんのう?」

その時は、聞いたこともないし、どんな臓器なのかもまったく知らなかった。

だからあんまり気にもとめなかったのである。


【胆のう】

肝臓でつくられた胆汁という消化液を一時的に貯蔵する場所である。


それから2ヶ月ほどたった夏のある日。

私はゆうすけ(このときまだ1歳)と実家に遊びに来ていた。

朝食を食べたあとだった。

胃のあたりがちくちくすると同時にムカムカする。

「食べすぎかなぁ、ちょっとトイレ行こう」

トイレから出てきてもあんまり変わらない。

母が「どうしたん?腹こわした?」と聞く。

「ううん、あのな・・・

そう言いかけたとき、その胃のあたりに拳銃で撃たれたような衝撃(そんな経験はないが)の痛さが襲い、その場にうめきながら倒れ込んでしまったのだ。

「うううううううう~~~~~ん」

痛い、痛すぎる。

肩から汗が流れる。

ゆうすけが心配そうに私を見つめる。

1、2分でその発作は治った。

しかし、この痛さ、経験したことがない程の痛みだった。

あきらかに体の中の内臓がもたらした痛みであることはわかる。

でも原因はどこ?胃?

確かに胃のあたりではあるが・・・。

まさか胃潰瘍?私が?

尋常じゃなかった私の痛がり方に両親が心配した。

「す、す、す、すぐに病院行こ!」

仕事中である夫まで呼び出して車で病院までGO!

そこは、母の行きつけの個人病院だった。

「あそこの先生、すごくやさしくてねぇ、ちょっとインテリっぽいとこがかっこいいねん。」

とりあえず母のインテリ好きにつきあうことにした。

「どうしました?」

「さっきなんですが、急にこのあたりに衝撃な痛みがはしって、立ってられないくらい痛かったんです」

「ふ~んなるほど。で、昨晩は何を食べましたか?」

「ごはんと、味噌汁と、大根の煮付けと、お刺身です。あとビールも飲みました。」

「お刺身か~。刺身は、ものによっては気をつけないと菌があって胃をこわすからねぇ」

「あ、でも下痢はしてません。」

「では血液検査と尿検査しましょう」

あれ?なんか食あたりとか思われてるんじゃぁ。

でも血液検査したらだいたい出てくるっていうし、それを待っていよう。

検査結果は時間がかかるらしく、実家に戻って電話を待っていた。

リリーン・・・

「モシモシ、O医院ですが検査の結果が出ました。」

「はい、なんだったんでしょう?」

「ただの胃炎ですな、なので今日渡した胃腸薬飲んでいくうちにすぐ治りますよ!」

「あ、そうなんですか、もっとすごい病気なんじゃないかと心配したんですが。」

「大丈夫、薬がなくなったらまた渡しますので、来てください、では。」

な~んだ、心配して損したな。

夫まで呼びつけちゃったのに、たいそうなことしてしまった、と反省。

とりあえず薬を飲めば、この胃のあたりの、しくしくする痛みも取れるんだな。

そう思って、毎日薬を飲むが、しくしく感は取れないし、痛みが増してきた気もする。

それに、

う○ちが真っ白なんです。

薬が白いからかな~?

その時はそう思ったんです。まじで。あほでしょ?

もらった薬全部飲んでも治りません。

薬の追加もらいにいきましたよ。

あの発作の日から5日経ってしまっていました。

歩くのつらくなりました。

寝返りうつと激痛がはしります。

背中も痛くなってきました。

違う病院行くべきちゃうん?これ。

姉が、胃のことならあそこに行けば?と教えてくれた病院へ行くことになった。

人気のある病院らしく、結構待たされた。

背中の激痛に絶えながら、ひたすら待った。

やっと呼ばれた。

「どうしました~?」

・・・と先生が振り返るなり、え!?といった表情でこう言いました。

君、黄疸出てるで!


【黄疸】

胆汁色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜が黄色くなる状態。胆のう・肝臓の病気、赤血球が多量に破壊される病気などで起こる。




先生が鏡を渡してくれた。

目の白い部分が黄色い。妖怪人間のようだ。

正直、びびった。こんな人初めてみた。(自分だけど)

よくみると体全体も黄土色っぽくなっている。

これはかなりやばいと思ったのか、先生が電話でだれかと話している。

「至急の患者さん、さきにエコーお願い!!」

どうやらここからビップ待遇らしい。


エコーで腹部を診てもらった。

「なんかできてるんですか?」

「う~ん、できてるっていうより、あったんやろね、前から」

その先生の見解では、もともとあった胆のうの石がなんらかのはずみで細い管に詰まり、それが胆汁とやらをせき止めるかたちになり、逆流が起きて、黄疸が出てしまっているのでは?ということだった。

白いう○ちもそのせいであった。

さらに詳しい検査が必要になるので、それはさらに大きい病院を紹介してくれることになった。

「救急車で行く?」

と聞かれたが、タクシーを選んだ。

やっぱり救急車にしとくべきだったかな?ゆうすけ喜んだかもしれないのに。


それにしてもあの痛みに耐えた5日間は無駄だった。

あの医者にかからなかったら、黄疸でるまでがまんすることもなかっただろう。

その後紹介してくれた病院で無事手術をしてもらい、結局11日間も入院することになった。


医者はちゃんと選ばなあきませんな。

皆さんも気をつけてください。




あ、そうそう、母ったらね、まだあのヤブ医者んとこかよってるんですよ、もうやめとけ!ゆうてんのに。