職場が経営不振のため
来年の春に事業を撤退する
ことになりました
早い話が失職です
半世紀以上生きていますが
自分がそうなるのは初めてです
先日
本部の支店長が
説明会をしに来られました
わざわざ。
すると
支店長の顔を見た瞬間
「どうしてくれるんですか」
だの
「この年で仕事なんか見つからない」
だの
「永年雇用だったのに契約違反だ」
だの
「支店長さんは次の仕事決まってるんでしょ!」
だの
散々文句を言う人ばかりでした
「私も次の仕事は決まってません」
と支店長が言うと
「またまた~!ウソつかないでください」
と騒ぐ人達
私は彼らに
心底腹が立ちました
会社がなくなることは
私達にはどうしようもないことです
支店長に文句を言えば
会社がなくならないのであれば
私もめちゃくちゃ言うでしょう![]()
でもそうじゃない
本社にみんなを集めて説明する
のではなく
わざわざ全部の支店を回って
従業員に伝えに来てくれています
経営者でもないし
撤退するのは支店長の
せいでは全くないです
文句を言う相手が違います
文句を言うエネルギーを
次の仕事を探すことに使うほうが
はるかに建設的です
支店長が帰り際に
話せる機会があったので
「支店長も大変ですね。お気をつけてお帰りください」
と声をかけると
「ありがとうございます。話さえ聞いてくれないところもありますよ。」
と、笑顔で去っていかれました
これからどうなるかわかりませんが
仕事をしないと食べていけないので転職活動を頑張ろうと思います