【前編】私の実体験お話しします_行政書士試験の勉強について | 行政書士 山尾 加奈子のオフィシャルブログ

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みなさん、こんにちは、行政書士のやまお かなこですウインク

 

今日は、今までのブログでは語ったことのない、私の行政書士試験の受験生時代のお話しをしたいと思いますビックリマーク

いつもは行政書士の実務の話ばかりですからね。

これを読んで、少しでも受験生の参考になれたら幸いですニコニコ

(偉そうなことは言えませんね。参考にならない可能性大なので、暇つぶしにでも読んで頂ければ結構ですあせる

 

私の場合は、トータル1年間勉強して、2回目の試験で合格しました。

受かったのは2016年の試験でした。早いですね、あの受験日から3年半経過してしまいました!

 

まずは、行政書士を目指したきっかけについてお話ししますねニコニコ

 

私は、大学卒業してから、金融機関の人事部に配属され、その後、ゲーム会社やIT企業の法務部門に転職は経験しながらも、会社員として特に疑問を持たずに働いていましたにやり

 

でも、私って、けっこう自分の意見とかはハッキリ言うほうで、ちょくちょく会社の中で対立する場面がありました。今考えると、異端児だったのかもしれませんね汗めんどくさい社員ですね(苦笑)

 

あ、でも、理不尽なことに対してや、こうしたほうがもっと効率的なんじゃないかって建設的な意見をロジカルに説明するタイプなので、怒りに任せて物を言うタイプではございませんのでご安心をイヒ

逆に、そういうタイプのほうが、上司からしたら一番やっかいだったかもしれませんね笑い泣き

 

ということで、年々、会社員生活をしていく中で、職場環境や、人間関係や、経営方針に従わないといけないことが多々あり、自分一人ではやりきれない虚しさやストレスが溜まっていった次第なのです。

 

私って組織に向いていないのかなあダウン

このまま65歳まで人の下でこうやってストレスを抱えたまま生きて行かなきゃいけないのかなぼけーという気持ちがどんどん芽生え始めました。

 

でも、会社員しか経験したことがないので、いきなり何かを始めようとしても「自分には何にもない」ということに気づき愕然としましたショボーン

 

唯一の武器と言えば、長年、会社の法務部に勤務していて、法律が好きなので、法律に多少詳しいということでしょうか。。。

 

なので、この先の人生を考えた時も法律を使った仕事をしていければいいなって思ったんです。


大学は商学部だったのですが、経営法学科だったので、商法、会社法、民法の債権中心に法律を学んでおり、面白い講義をしてくださる先生が何人かいて、その講義のおかげで法律を勉強するのは好きな方でした。(ちなみに、大学時代、法律を熱心に勉強していたかといえばそうでもありません真顔 試験前に慌てて勉強する程度でした。。。)

 

女性だし、家族を支えなきゃっていう気持ちも無いので(←あ、これは私の場合であって、もちろん、家族を支えるために生計を立てている女性の方はたくさんいらっしゃいますあせる)、一度の人生、できれば自分の好きなことで、これからは生きていきたいなあって思いましたニコ

 

 

かといって、弁護士とか?あんまり紛争は好きではないし笑い泣き、そもそも、今から法科大学院!? 道のりが長すぎる。。。ムリムリムリ。。。

 

何でもいいので、法律の専門家として、すぐに独立・開業できる仕事がいいなというノリで、ネットサーフィンしていたら行政書士という資格を見つけましたラブラブ

 

これまで、会社の法務部員として、海外の企業と契約を締結する機会が多く、英文契約書のレビューだったり、海外の法規制に関わってきており、外国人と絡む機会が多かったので、行政書士の中でも申請取次業務と言われる、外国人のビザの申請業務に特に惹かれました目

仕事柄、日本にいる中国人の知り合いが多かったのも決めての一つでした。

開業してもお客さんが身近にいるって思って。

 

よーし、あと半年後に試験だけど、絶対受かるぞーアップということで、試験科目についてちょっと調べてみました。

 

科目としては、法令等5科目+一般知識等1科目。(憲法、行政法、民法、商法・会社法、基礎法学、一般知識etc.)


マークシートによる択一式と記述式で合わせて60題が出題されるとのこと。

そして、この試験、トータルで300点満点中180点以上獲得すれば合格するという絶対評価の試験ではないですかービックリマーク

 

何だかたいへんそうだけど、絶対評価なら、独学でいけるんじゃない?って思い、基本書を買って、半年間ひたすら過去問を解きまくりました

 

私はその当時、ゲーム会社の法務特許部のマネージャーをしていたので、けっこう仕事量も多くしんどかったので、会社から帰ってから自宅で勉強することはできませんでした。

疲れてしまって、インプットしようとしても頭に入らなくてえーん

 

なので、朝は苦手だったんですが、半年間、朝の4時に起きて毎日3時間、そして昼休みの1時間、あとは通勤時間に勉強しましたビックリマーク

過去問はLECから出ているウォーク問10年分を全部で7回回しました。

 

人によって生活リズムや仕事量が違うと思いますので、ご自身の生活を洗い出して、どの時間帯なら勉強に充てれるか、また、試験日までにやるべきことを、まずは試験勉強を始める前に、最初の時点で計画するのが大事だと思います。

私の場合は、インプット中心時期、アウトプット中心時期、直前期に分けて計画を立てました。

けっこう時間がなかったので、タイトなスケジュールになってしまいましたが笑い泣き

 

でも、いいんです!

半年後、今とは違った人生が待っている行政書士としてバリバリ働いている姿を想像し、同僚が飲み会で楽しそうにしている間もおーっ!、土日ゆっくり過ごしたくとも、これまでの単調な人生からの脱却だと思い頑張りましたグー

これが私の場合のモチベーション維持の方法でした。

 

受験期間を楽しんではダメ!苦しいことは早く終わらせる!ほんとに頑張るのは受かって開業してからなので、ここで力尽きてはダメ!(まだスタート地点にも立っていない!)と、自分に言い聞かせていました真顔

 

2015年の勉強方法は、とにかく丸暗記でした。

独学だったので孤独でしたが、半年後にはニコニコ。。。という気持ちを胸に頑張りました。

 

もう完璧音譜って思って本番に臨んだんですが。。。

記述は書けないし、体系的に理解していなかったので、どこの箇所を聞かれているのか意味不明で、応用が利きませんでした。

でも、最後まで諦めずに20分くらい時間が余るくらいの余裕を持って解答しました。残った20分は見直しに使いましたが、不安な箇所をいくつか書き直しました。(こういうのって、結局最初の解答が合っていたりするんですよね笑い泣き

 

試験が2015年11月で、結果発表が2016年の2月でした。

結果から言いますと、なんと6点足りずに不合格でしたえーん

 

受験後、もしかしたら受かっているかも。でも、記述の出来次第だったので、もしかしたらダメかも。という感じで、不安な日々を送っていましたが、やっぱりダメでしたぐすん

 

この先どうしようかなあ。と、真剣に悩みましたが、とにかく11月の試験後から2月初めの合否発表までの半年間何もやる気が起こりませんでした行政書士のテキストは1ページも開きませんでした。

なんだか吐き気がしてニヤニヤ

半年間頑張ったので、燃え尽きたのかもしれません汗

 

 

それでは、長くなりましたので、前編はこの辺で。

近いうち、後編で、2016年にどのように受験勉強を開始したのか、また、勉強方法についてお話ししたいと思います。今日はこの辺でニコ

 

P.S. ここで、写真をシェアさせて頂きたいと思います。コロナの影響を受ける前に行った沖縄の写真ですドキドキ(不動産関係の仕事で行った際に、ついでに観光してきましたお願い

 

早く収束して、また、沖縄でのビジネスもバリバリ頑張りたいなあって思っている今日この頃です。みんなで、手洗いうがい、マスク等、コロナ対策して、今のつらい時期を乗り切りましょう!近いうち普通の生活に戻れることを祈って!