アナウンサー語録♪ | アナウンサーが教える好感度コーディネート 京都出身アナウンサー・パーソナルスタイリスト東京 北脇可奈子 きゃなりんのはんなりぶろぐ

アナウンサーが教える好感度コーディネート 京都出身アナウンサー・パーソナルスタイリスト東京 北脇可奈子 きゃなりんのはんなりぶろぐ

京都出身アナウンサー♪
JCOMチャンネル京都「京上ル下ル」
好感度UPコーディネートのパーソナルスタイリスト

自分に喝を入れたり、
自分を励ましたり、
モチベーションを高めたり

恐れ多くもアナウンサーや司会者というお仕事をさせていただいている私の一番の参考書は、

活躍されている現役女性アナウンサーが書かれた本です


元フジテレビの有賀さつきさんの本

高島彩さんの本

中野美奈子さんの本


そして、今日読んでいたのは

{EF28991B-4862-413B-8437-B19352ACA345:01}

元日本テレビの馬場典子さんと

NHKの有働由美子さんの本です。


日本を代表する女性アナウンサーが綴られたご自身の経験や、仕事に対する姿勢、思いは本当に素晴らしく

心に響くものばかりです。

こんなに一流の方なのに、未熟な自分なんかよりはるかに努力を重ねていらっしゃることも知り、戒めにもなります!



元日テレの馬場典子さんの本には、特に心を打たれました!!

入社して5年間も、思うように個性が出せずにいたと書かれていました。

きちんとしなくては、迷惑をかけてはいけない、ミスしてはいけない、
本当の自分やダメな部分を見せてはいけないと思っていましたと。

あんな素敵でパーフェクトな馬場さんにダメな部分なんてあるのかと驚きでしたが、
見えないところで色々なことを悩みながら今に至っていらっしゃるんだと知りました。


テレビで見る自信に溢れた笑顔を見て、
いつもただただ尊敬!憧れ!なのですが、
あんな完璧な方も、私と同じ悩みを持っていたんだ!と本を読んでビックリしました。


私は毎週日曜日のラジオ番組に出演させていただいて3年目になるのですが

天気予報を2年間、担当していたとき

「個性がない」「面白くない」と毎回言われていました。

らしさがないし、姿勢も悪いし
下手でもなければ特別上手くもないし
声量もないし、、

と全て否定されてしまい、
スタッフの方は私のアナウンサーとしての技量を評価して下さっているのに

なんだか人格を全て否定されているような気分になって、物凄く落ち込んでしまうことが度々ありました。


特に初めの頃は、
天気予報を伝えることよりも
ミスしない
噛まない
ちゃんとしなくちゃ
恥ずかしくないように、、
そんなことばかりだったから、面白くない、個性のない、文字通り「無難」な原稿読みになってしまったんだと思います。


驚きなことに、馬場さんの本にも同じことが書かれていて、しかもその悩みをどう克服されたかも書いてあって

本当に励まされました。



赤や青、黄色などの個性がなくても
「白」という個性がある。

何にでもなれて、染まることができるから、それも一つの個性。


本当は抜けていてダメな自分が出せないのは、自分へ過度な期待やこだわりがあるから。

ちゃんとした自分もダメな自分も、
自分の全てではなく、どちらも自分の一部として受け入れてみる。


すごく、すごく心に響きました。



アナウンサーのくせに
ちょっとだけ人見知り。
人の反応を恐れて、発言できない。


そんな私がキライです。

でも、そんな私も私の一部。


今でも一挙一動をダメだと指摘されることもあります。一生懸命になって伝えても、上手く伝えられないこともあります。

前なら、自信を失ってただ落ち込んでいましたが

最近は、全部を鵜呑みにせず、自分に必要なアドバイスを取り入れて、自分らしくいることを大切にできるようになりました。


もちろん、アナウンス技術もまだまだ未熟だし
司会のお仕事もまだまだ精進しないといけないし
レポート能力なんて、本当にダメダメです。


それでも、非難されないよう無難に終わらせることよりも、自分らしく伝えること、お客様や視聴者に笑顔になってもらうことを優先していきたいと思うようになりました。


大変生意気なことを言っていますが


先輩や上司の優しいアドバイスには、いつも助けていただいています。



普段、親しい人に見せている自分を
アナウンサー、司会者としての自分でも自然に出せていけたらというのが

今後の目標です


有働さんのウドウロクはこれから読みますワクワク






kanakokitawaki