春が近づくと新鮮な気持ちになりますね
私は春になると、東京で過ごした4年間のことを思い出します。
アナウンスのお仕事をしたいと志したのは、高校2年生の時でした。
憧れのアナウンサーを目指すために東京の大学へ入学して、大学2年生からはアナウンススクールにも通ってました
小さな教室でしたが、誰もが知っている有名なアナウンサーたちをたくさん輩出した名門のスクールで、
週に一度コツコツ通い、アナウンスの基礎を勉強していたのが、今の私の土台になったと思います。
挨拶や礼儀から、スクールに掛かってくる電話の応対、お茶出しなど、
普通のスクールでは教わらないようなこともたくさん学びました。
私は、昔からトロくてマイペースで
電話対応すらまともにできず、怒られることもしばしば笑
カメラの前でもまともに話せず、同期がどんどん先へ進む中、私はいつまでたっても基礎
唯一、初めて原稿を読んだ時に褒めていただけたことが、その後これを仕事にしたいと思えたモチベーションになりました。
悩むことも多く、今思えばとても出来の悪い生徒でしたが、
それでもまるで家族のように接して下さった素晴らしい先生陣に教わり、支えていただいたおかげで、
TV局の内定はとれずとも、今こうして司会のお仕事やラジオで話す機会をいただけています。
同期の中には、テレビ局でアナウンサーとして頑張っている子もたくさんいます。
私は、いつからかブライダル業界で司会をしたいという夢ができ、それを叶えることができたのも、この経験があったからこそです
先生から教わった1つ1つ、学生の私は幼くて分からなかったことも、今はしっかりわかります。
たとえ自分が辛い時でも周りに気を遣い、笑顔でいられる人がアナウンサーにふさわしい人
向き不向きより前向きに
明るく、心をもって、一生懸命
今でも思い出しては身にしみる言葉です。
今も時折、どうしてるかと電話をくださるのでとても嬉しいです
京都へ帰ってからも、武部先生をはじめ、教えていただいた師匠はたくさんいますが
アナウンサーとしてのイロハを教わった、このスクールにも心から感謝しています。
初心を忘れず、私らしく、楽しみながら一生懸命、心ある話し手になりたいと思います
東京アナウンスセミナー
http://anasemi.jp/
kanakokitawaki