2022年2月5日

 

こんばんは。

房仙会三島校の香奈子です。

 

今夜は、書道のオンライン・レッスンの日でした。

 

画像は、レッスン終わって、晴れ晴れとした笑顔の先生方。

こちらまで、自然と笑顔になりますね。

 

今夜、房仙先生はしみじみと語ってくださいました。

 

…人ってね、欲があるのよ。

「上手くなりたい、上達したい」というね。

 

習い事は、ある所までくると『停滞』する時期が来るものなの。

 

その時期を「自分は出来ない、上達しない」と思って

落ち込む人がいる。

 

そんな時『停滞』じゃなくって、階段の踊り場に居ると

思えばいいの。

 

階段を上ると、一時的に平な場所に出て、

また次に上へ向かっていくでしょ。

 

あれと同じ仕組みよ

 

ああ、その通りです、先生。

 

入会したての頃は、単純に「筆で書く行為」が楽しくて。

今思えば、怖いもの知らずで。

 

入会直後の社中展に出品させていただいたっけ。

 

今、その作品を見ると

拙いけれど、必死だったことを思い出します。

 

ちなみに第一回目に書いたのは『無』という字。

 

技量が無い私に、どうにかこうにか作品に見えるよう

先生がどれだけ心を砕いて、寄り添ってくださったことか!

 

 

また先生は、こうも言われました。

 

「たまには、自分の過去の作品を広げてみてごらん。

自分が少しずつ上手くなっていると実感できるでしょう」

 

「自分のことを認めて、ほめてあげられる最良の方法が

書道なのよ」という先生のお言葉に、

 

一同、大いにうなづいた夜でした。

房仙先生、光孝先生、ありがとうございます。

 

 

さて、告知です。

4月29日〜5月1日まで

『第二十二回房仙会書展』が鳩居堂で開催されます。

 

それぞれが自己ベストを更新すべく、努力しております。

多くの方にご覧いただきたい展覧会です。

よろしくお願い申し上げます。